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    (地蔵峰寺・塔下王子・石造宝筺印塔・藤代王子)

  遍照の響き・紀伊路  尺八を携え歩いた熊野古道  17.5.28 UP
  



 ミカン畑の坂道をヨッコラ・ヨッコラ・・と上り、頂上付近に溜め池と人家が見えたと思った所に地蔵峰寺があり、塔下王子は境内にありました。

 寺の境内のベンチで一休み。熊野古道・紀伊路

 作務衣を脱いで上半身裸のストリップをし・・・音楽は無かったけど・・・(^O^)

 頭に巻いてた手拭いを水道で濡らして、体を拭きました。

 火照った体にヒンヤリとして、風が体を乾かしサッパリしまんなぁ。!(^^)!

 付近に「御所の芝」という見晴らしの良い場所が有るそおですが、疲れていたので行きませんでした。

    地蔵峰寺     塔下王子 石造宝筺印塔

 地蔵峰寺から、ほんの少し行くと石垣の上に、大きな石の塔が在り「石造宝筺印塔」と説明書きがあります。

 最初に目に付いたのが塔を保護する屋根と囲いだったもんだから、そんな立派な物が存在してると思わなく、民家の作業小屋か・・と失礼な事を思っちまって、あやうく見逃すところだった。

 その後は下り道で、竹林を進むと「硯石」という大きい石の真ん中に四角く穴を彫った石があります。

 徳川吉宗が作らせたらしいでんなぁ。
 もおちっと、役に立つモンを作ればえかったのに・・・。

熊野古道・紀伊路硯石丁石地蔵 

 やがて海南市のコンビナートが見え初めて、まもなく藤代王子に着き、たいした王子でもないと思ってましたが、ちゃんとした立派な藤白神社の境内にあります。

 神社の入口でヒマそうにしている地元のジサマ達に声を掛け、トイレの場所を聞きました。

 何か賑やかそうなので、祭りでもあるのかと聞くと
「七夕だ」言います。海南市を望む

 あっ、そうか・・今日は7月7日で七夕じゃったのね。
 歩いてると、今日は何曜日かというのまで忘れっちまうからなぁ。

 小野田少尉の写真が飾ってあったので聞いてみると、この付近出身で出征した時は、この神社で祈願して行ったのだと、自分の事のように自慢して説明してくれました。

 本来なら尺八吹いて参拝したかったのですが、あまりにも暑さと疲れのためバテており、吹いても失敗する可能性があると思い止めときました。

 その時に止めておいて正解で、翌日、家へ帰る途中に比叡山へ車で寄って寺で尺八を吹きましたが、まだ疲れが取れてなく頭がシャキッとせず、6曲吹いた内の4曲も途中で間違えました。

 当然、間違った箇所は、わからんようにゴマかしたが・・・
 良かったなぁ、ジサマ達がジロジロ見ている前で恥かかんで・・・

 予定では藤白王子から祓戸王子へ寄るつもりでしたが、疲れ果てていたので真っ直ぐ海南駅へ行こうと、リュックを担いで笠をかぶり、いざ出発しようとたら、別のジサマが話し掛けてきました。

 「古道を歩いて来たのか・・自分も少し歩いて・・和歌山の王子については詳しい・・」と話し始めます。

 あらあぁっ・・σ(*_*)はもう疲れっちまって、早く駅へ行って休みたいんじゃけどなぁ・・

と思ったけど、ジサマがデジカメで撮った王子の写真を見せたり、熱心に説明やら何やらしてくれるもんだから、話の腰を折るのも悪いと思い、そのまま少し話しました。

 聞けば県関係の文化財関係の人らしく、それならばと、藤白神社
 「大阪方面から来る人の案内板は整備されているが、那智方面から来る案内板は、ほとんど無い。

 なんとかしてくんなせぇ。σ(*_*)のように反対側から来る人も居りまっせぇ」

と直訴してみるとジサマも先日歩いてみて、それがわかったと言います。

「これからどうする?、祓戸王子へも是非寄って行け」と勧めますが、「疲れていて次回にします。海南駅へはどのように行けば良いのでっか?」と聞くと、残念そうな顔しましたが親切に教えてくれました。

 フラフラと駅に向かって歩いてると、さっきのジサマが軽自動車に乗って通りかかり、車に乗せて駅まで送ってくれました。

 車から見たらσ(*_*)らの歩いてる後姿が、もんのすごく疲れ果ててるように見えたそおです。

 ありがとさんです、そのとおりホンマに疲れてました。

 タクシーが来たら止めようと、コンジョナシの考えで歩いてたので助かりました。



 「熊野古道・紀伊路」の道は、まだこれから先も続いてますが、σ(*_*)らは西国霊場を巡る行程で熊野古道を歩きました。

 そいで次回作からは熊野古道より横道に逸れた西国霊場編となります。
 また、いつの日か紀伊路の続きを歩くかもしれまへんので、その際には続きを再アップします。


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