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            施福寺(槇尾寺)


  遍照の響き  尺八を携え歩いた西国霊場・槇尾山から望む  H17.6.24 UP
   


 三国山の鉄塔を少し行くと、今までの舗装道路から、完全なる山道になります。

 ここからは、延々と下り坂。

 下りる方もキツイけど、上がって来る方は、もっとキツイやろおなぁ。
    三国山から槇尾山へ向かって      三国山から槇尾山に向かって

 四国一の難所「遍路ころがし」と言われる焼山寺越えなんか、言っちゃあ悪いけど、この山越えから見れば、まだカワイイもんだと思います。槇尾山の急坂

 施福寺付近に近づき、弘法大師「虚空堂」の石階段付近から寺の屋根が見えはじめ、少し行くと、人の住んでない人家の前を降りる左道と、真っ直ぐ行く別れ道があります。

 越後屋が、何のためらいもなく左の道へ行きかけましたが、どうも真っ直ぐの道が正しいような気がして、丁度来た人に聞いてみるとσ(*_*)が正しく、すぐに寺の境内に出ちゃった。

 本堂の軒下に荷物を置き、境内の茶屋で「冷しアメ」なるものを飲みながら一休みしていると、どこから湧いて出て来たのか、山登りしたカッコウのジサマが10人ほど表れ、「滝畑ダム」への降り口を茶屋のバサマに聞いてます。

 
「店前の道を行けば2時間かかる。そこの便所の道を下りれば30分かかる」と教えてます。

 ジサマ団体がゾロゾロと便所の道を行くと、しばらくして戻って来て
「「行止り」の看板がかかっているでぇ」と言いに来ました。
第四番西国霊場・施福寺・槇尾寺 本堂
 
「その看板は以前、バス団体の人が来た時にバス停へ行ける道と思って、その道を降りちまって「滝畑」まで行った事があるんですがなぁ。

 それ以後「行止り」の看板を立てるようになったんじゃ。
 だいじょうぶ、行けるから。」
と説明しました。

 ほほおぉぉ・・ここは「行止り」の看板一つにしても、意味深い逸話が有るんでんなぁ。(^O^)

 茶店のバサマに今晩野宿する予定の「公園口」の状態を聞いてみると、
「あぁ、あそこならいいわ。東屋も便所も有るし。」と教えてくれます。

 一休みした後で参拝しようとしましたが、立ち上がった瞬間にまだ山越えの疲れの感覚が残っており、足膝がガクガクと笑ってるように感じました。施福寺・槇尾寺 本堂

 むっ!!・・やばいなぁ・・
 四国の大窪寺で失敗した時と同じ状態じゃ・・
 あの時と同じように音が出ないかもしれん。

 しかし、これ以上休むと今晩の野宿場所へ着くのが遅くなり暗くなっちまう。
 まぁ、しかたがねぇ、やってみるべぇ・・・

 本堂で吹いてみると、やっぱし腹に力が入らず弱々しい音しか出ません。境内の茶店

 うむぅ・・・大窪寺の失敗の時も、これが原因だったんじゃろおなぁ。

 あの時は、信心が足りんから何かのタタリかもしりんと思ったが、やっぱし山越えで疲れていると、足膝が震えて腹に力が入らず音が出ないんだなぁ。

 境内の「観音堂」でも尺八を吹きましたが、やっぱり今一つアカンかった。

 本堂の裏へ回ってみました。

 普通の人だったら、こんな裏側なんか、わざわざ見に来なくて、トットと帰って行くでしょうなぁ。

 しかし、四国遍路の時に聞いたように、こおいう裏側にこそ、人に知られていない何かを見つける事があります。

 皆の衆も、ぜひ寺の裏側も見てくんなせぇ。
 小汚くしてる寺もあれば、綺麗に清掃している寺もあります。

 そして何も見つけれない方が多いかも知れまへんが、何かが有る時がありまっせぇ。観音堂

 ここの寺では、静かな苔むした木の下に石仏が置いてありました。
 ええですなぁ・・・表と違い静かな日本庭園のような感じで・・・。

 本堂の裏側にあたる箇所にも賽銭筺が置いてあり、ここの仏さんは、よっぽど力が有るのでしょう。

 信心深い人なら必ずこの場所を見つけだし、ここで参拝すると思う。

 尺八は荷物の所に置いて来たもんだから、尺八を吹かなかったけど、この場所なら雰囲気的に合いそうな所でした。

   本堂の裏側 木の下の石仏     本堂の裏側 賽銭箱が有る

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