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尺八を携え歩いた四国遍路 11 白峯寺   H16/8/21 UP
           80国分寺  81白峰寺   松浦寺


 国分寺は門前の狭い道から比較すると、想像できんような広大な敷地があります。

 また、たいていの人は次の白峰寺へ行くのに忙しいから、あんまり行かないようですが、国分寺の後には、これまた広い敷地に昔の国分寺を復元されたミニチュア模型が有ります。

 これを見て想像すると、かっては今以上に大きな寺だったんでしょうなぁ・・・今は1/3位になっちまってるが・・国分寺 ミニチュア

 現在の国分寺の境内は広く、古い基礎石がデェ〜ンと行儀良く残り情緒があります。

 大師堂からは、いつも琴の音が流れておりますが・・・・琴の音が流れてるのは、それは、それで誠にケッコウな事で良いんだけど・・・その大師堂の中がなぁ・・・・

 納経所と土産物売りと一緒になっており、ゴチャゴチャしているため狭く、初めて来た時は、ここが大師堂?・・まさか?・・土産物売り場じゃないの?・・御大師様は何処?と探しちまったでぇ。

 参拝しようと思っても参拝客が次から次へと来ちゃっうし・・・
 オマケに立ち止まって土産物を眺めるし・・・国分寺 境内

 手に取って見比べるし・・
 連れと長々と相談し始めるし・・・

と「何々し・・」が一杯続き、なかなか堂内の人が少なくならんのですわ。

 ワシは買う気も無い土産物やら御守りをボケエッ〜と見ながら、ひたすら参拝客が少なくなるのを待ってるけど、万引き犯と間違えられなけりゃあええんだが・・と、いつも心配している。

 この場所なんとか、ならんかなぁ・・・・ならんやろおなぁ・・たぶん。

 今度から、もうこの大師堂で参拝するのをヤンピして、代わりに境内で見つけた名も無い見捨てられたような古いお堂に参拝しようかなぁとも思ってます。

   白峰寺への遍路道 休息所     白峰寺遍路道 自衛隊脇道

 国分寺から白峰寺へは、「へんろ転がし」という別名の有る遍路道を行き、確かに上る坂道はキツイでっせぇ。

 登りきった頂上付近に東屋の休息所があり、そのすぐ近くが車道です。

 車道をテクテク歩くと、やがて脇道へ入る標識があり、自衛隊の敷地脇を通って白峰寺へ行きます。
白峰寺 境内

 運が良けりゃあ、隊員さんやジープ・トラック等を見る事が出来ますが、戦車やミサイルは、まだ見た事ありまへん。

 白峰寺へ行くには、もう一つのコースが有り、天皇寺より松浦寺経由のコースがあります。

 二巡目の時、白峰寺で休んでいた時に、松浦寺経由で来たオバハンと話しする機会が有りました。

 聞いてみると、途中の蜜柑畑付近で遍路道がわからなくなり、ドエレエ目に遭ったと言います。

 白峰寺の納経所で道を聞くとやっぱり、蜜柑畑付近で道が崩れているから県道を通った方が良いと言ってましたが、その松浦寺コースを三巡時に逆打ちで行ってみました。

 白峰寺前の広い階段を降りると何とか天皇廟という所へ出ます。白峰寺より松浦寺への階段遍路道

 広い敷地の小高い森みたい所がそおなんかな?
 あんまり面白そうな所でもねぇんで、行かなかったけど・・・

 そのまま、まっすぐ行くと草が茂っている道が有り、「このような道が続くのかなぁ・・・」と思ってると、やがて下りの広い立派な石の階段がズゥー下まで延々と続いてます。

 しかし、ここでも今は利用者があまり居ないためか、雑草が伸び放題。

 階段の石が見えるから、ええけど・・・・松浦寺へ 稚児の滝鳥居

 昔は、この白峰寺へ来るには、この石の階段を上って来てたのですが、今じゃあ車道があるから、ここを通るのは、ワシのような物好きぐらいな者やろなぁ。

 こっちは下りだから、ええけど・・・上がって来る人はキツイでぇ。
 半端な石段の数じゃねえでっせぇ

 山の上から下の車道付近まで、全部階段やでぇ。
 どおじゃ、まいったか・・(^O^)

 「稚児の滝」というのが見える頃に階段が終わり、石の大きな鳥居をくぐって車道へ出ます。

    松浦寺へ 稚児滝   松浦寺へ 瀬戸大橋を望む

 そこから車道をテクテク・・・・

 道端に石地蔵も有ったから、やっぱり遍路道なんじゃろおねぇ。
 遠くに瀬戸大橋が見えて来ました。

 高屋神社付近に蜜柑畑を上がるように「四国の道」が有り、たぶん、これが遍路道と一致しとるのやろうけど崩れてるらしいからなぁ。

 集落付近に来ると松浦寺へ行く道がわからなくなり、逆打ちなので遍路シールを見つけきれません。

 道端のパーマ屋へ越後屋が
 
「あの・・パーマをかけるのでなく、道を教えて欲しいんですが・・松浦寺へは、どのように・・」と尋ねました。松浦寺

 最初「松浦寺?」という顔されてましたが、地元の人には別の愛称があるようで、「あぁぁ・・○○(名前を忘れちまった)の事だわ・・」と言って教えてくれました。

 「近道だよ」と教えられた道を行くと、寺の横から入り込み、雰囲気的には無人寺のような感じがします。

 境内から見える古風な山門は、熊谷寺のような感じですが、残念な事に屋根の一部が崩れて瓦が下に落ちており、そこには青いビニールシートがかかっていました。

 以前、この山門修復も高見さんが手がけようとしたんですが、文化財の問題が出たらしく話しが潰れたらしいでんなぁ。

 寺も、そこそこの広さで境内や建物も古く、昔の「村のお寺」という感じがします。

 本堂で参拝しとると室内で音が聞こえたので、無人ではなさそうな気がしたが・・・

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