H18.7.22 UP

早朝、汽車で大野原駅まで行き、方角的にたぶんこの道だろおと思って歩いてたら目標としていた「宗福寺」がありました。

参拝しようかと思いましたが、寺の人はまだ寝とるかもしれんので、朝っぱらから尺八を吹いたら、朝早くから何が起きたんじゃとビックリされるかもしれんので止めときました。
宗福寺の曲がり道に「竜石寺」への案内道標があり、農道のような道を少し行くと石垣の有るそれなりの寺があり「竜石寺」でした。

寺の人が住んでるのかと思いましたが、無人のようです。
この寺は「岩の上に建っている」と書いてあり、そう言われて見渡せば、境内全体が大きい岩のようで、その上に寺が建ってるようです。
四国の「流れ岩」で有名な「常楽寺」と同じようですなぁ。
付近には民家や集合住宅があり、朝早くから尺八を吹くのは気が引けました。
すんまへん、付近住民の方々、テレビ見ながら朝飯を食ってる頃に音を出しちまって。

「荒川西岸江戸巡礼古道」の案内看板があり、20番〜25番までの道程が「巡礼古道」らしく、下調べで古道の存在は知っていました。
しかし、インターネットで検索しても、あんまりこの道の情報が得られなく、どんな道じゃろう・・果たして今もこの道は残っており歩けるんじゃろうか・・と思ってましたが、このように案内看板が有る所をみれば、道は整備されているのかもしれんと少し安心した。
境内には「三途のババア」の堂があり、見るからに強欲そうな顔しとります。

このババアにジロリと睨まれ、おもむろに手を差し出されちまったら、σ(*_*)は何も言われなくても、あわてて身包みを差し出すと思う・・たぶん・・気が弱いから・・。
「単なる連れ」に、「ほれ、将来のパート先の像が有るでぇ」と教えてやり、以後何かにつけて「おい、三途のババア」と呼びかけたら、ソッポ向いてヒジョウに喜んでくれました。
なぁ、三途のババア・・良かったなぁパート先が見つかって、嬉しいじゃろおぅ。(^O^)

一休みして出発し「秩父橋」の立派な歩行者専用橋を渡る頃には、登校する学生の姿が多くなりました。
秩父橋の下をくぐると車道を横断した対面側に出ます。
そおだわなぁ・・ここに車道を横切る横断歩道が有っても車の通りが激しいから、轢かれちゃうかもしれんもんねぇ。
歩いてると、道端に居た白い野良猫がσ(*_*)らの姿を見るとサッと逃げだします。
別に取って喰うわけじゃねぇし、犬と違って吠えないから逃げんでもええのに・・

しかし野良猫は、先へ先へと立ち止まっては振り返りながら逃げて行き、そんなに捕まるのがイヤなら、道へ逃げずタンボの中へでも逃げればええのに・・・アホなネコやのぅ。
あまりにも行く道が同じで、どうしてもこおしても、道から逃げないので「あれは案内猫じゃねぇかなぁ」と話していたら、やっと草むらの土管の内に潜みました。

その土管近くをフト見ると「岩之上堂 裏参道入口」と書いた小さい看板と共に赤い幟旗が立っています。
おぉぉぉ・・やっぱし、あれは「案内猫」じゃったんだ、あの猫を見なかったら入口を見逃していたかもしれん。
「案内犬」なら擦り寄って来てシッポ振るとか、見える範囲で先に行って待っているんだけど、なんせ今回の相手は「案内猫」だから犬とは違い、案内の仕方も違うんでしょうなぁ。

裏参道を降りると寺の人が掃除しており、境内の庭も静かで深い木々に囲まれた落ち着いた寺です。
東屋にベンチが有ったので一休みして、ゆったりと世俗を離れた静かな自然の一時を味わい、その気持ちを保ちながら・・・
どれ参拝しようか・・・と、尺八を取り出して立ち上がった時に、チリン・チリチリ・・と鈴音が聞こえると共にドヤドヤとオバハン達が降りて来ます。
あぁぁぁ〜・・・たちまち現世に戻っちまった、見れば昨日の団体でねぇか。

あきらめて、そのままベンチに座り直して団体の参拝が終わるのを待ち、また御詠歌を間違えるんじゃねぇかと、人ごとながら心配でシンパイで・・ハラハラと見ていたら大丈夫だった、良かったねぇ。
団体がゾロゾロと戻り始める頃に本堂へ行くと、最後の付近に残っていた先達がσ(*_*)らの事を覚えており「これから尺八吹くの? 昨日聞いたけど良かったよ。」と誉めてくれました。

この堂内は響きが良く、また雰囲気的にも落ち着いており、ヒジョウに良い寺でした。
今度は表参道の階段を上がって先程の道に出て、車がほとんど通らない車道を歩いて行くと、車がビュンビュン走る道に出た所に「21観音寺」があります。

途中、登校する一人の女子中学生が通り過ぎながら挨拶をしてくれました。
ありがとさんです・・でも、もう学校が始まってる時間やでぇ、遅刻と違うんか?
前の「岩之上堂」が古くて静かでしたが、この「観音寺」は正反対で建物は真新しく、道に面しているため騒がしく、あんまり落ち着きがなかった。
