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         尺八を携え歩いた秩父霊場札所巡礼記   H18.9.9 UP
     秩父観音霊場徒歩地図−3
     「秩父観音霊場34ケ所案内図」(秩父札所連合会)

NHKの撮影現場

壊れていた道標

 影森駅から円融寺へ向かって住宅街を歩いてると、プラスチック「巡礼道」の案内標識が山道へ向かう方向を示しています。影森駅

 ほほおぉぉ〜山の中にある寺なのか・・と思い、その細い道を上がって行くと、住宅地から離れて、ホンマに細い山道へ入っちまい、その先は山が深くなりそうで、あんまり人が歩いたような道ではありまへん。

 おい、ホンマに大丈夫か?・・と振り返り周りを見渡しても尋ねる人も居なく、当然、越後屋と相談してもアカン、聞くだけムダ・・・

 先程の案内板の所まで戻って、だれかに聞こうと思い、今来た道を戻りました。

 その途中で、人家の屋根の合間より寺の屋根らしいのを見つけ、さらにそこへ行く細い道も見つけました。

円融寺への脇道 おぉぉ・・この道で良さそうじゃなぁと喜びながら、住宅街の裏庭を拝見して行くような道を歩いくと円融寺の境内へ着いちゃった。

 帰りにこの案内標識を見たらプラスチック製なので割れており、正規と思われる破片の箇所へ戻してみると、キッチリと寺の正門から入る別道へ行く表示になりました。

 この標識の設置場所が悪かったのねぇ。

 金網の所に付けてあり、丁度そこが近所のゴミ捨て場なもんだから、ゴミを出した時に、だれか知らずに割っちまったんだろおなぁ。

 ガムテープでもええから、だれか直しといてくれぃ・・・。

円融寺

 「円融寺」境内は早朝のためか、だれも居ません。円融寺

 そこへ墓参りに来たトッツアンが来たので、気になっていた「奥の院」への道を聞きましたが知らないようで、
「納経所の人ならわかるんだけど、まだ来てないなぁ」と言って一緒に心配してくれます・・スンマヘン。

 尺八を吹いて参拝し終わる頃に納経所のジサマが来たので、「奥の院」への道を聞くと納経所を開けて、そこで教えると言います。

 納経所へ行くと地図をくれて親切に説明してくれました。

「奥の院」事情

 「ここへ来る途中に道を間違ったのですが、「奥の院」へ行く道は、会社の正門から入る道以外は無いのでっか?」

 「うん・・有るには、有る。・・・しかし会社から教えないで欲しいと言われている」

 「そおでっしゃろなぁ、裏山から入って会社に侵入されちまったら困るやろおしねぇ。」

 「時間は有るか?」と聞くので「有る」と言うと、壁のポスター指差し「あれが奥の院だ」と自慢そうに言います。円融寺

 ほんとは、秩父の「道の駅」等でパンフレット見てどんな所か、だいたいわかっていたんですが、そこはそれ・・・せっかく親切に教えてくれたんだから・・

 「はんりゃあぁぁぁ〜・・・すごく、ええ所でんなぁ」と感心したフリをすると、さらに喜んじゃって、週刊誌を出しパラパラとページをめくって「奥の院」が掲載された頁を指差します。

 「ほぉんりょおぉぉ〜・・」と、感嘆の声をあげて喜ばせてあげると、もうニコニコ顔で、さらに説明してくれます。

 ところが話す内容はσ(*_*)の大嫌いなNHKが撮影に来て、その堂の箇所で何とかという女優がポーズを取ったんだと、やっぱり自慢気に言います。

 ケッタクソ悪いNHKの名称が出て来たので、今度は冷淡に
「はぁ、そおですか。」としか言わんかった。

 しかし、ジサマはσ(*_*)の態度が、コロッと変わった事にも気付かず、おかまいなしに俳優のだれやらがここで、どうのこうの・・と、延々・・

階段

 「この奥の院へ行く途中に長い階段が有り、そこに手摺りを付けたけれど賛否両論が有った。」

 ん?・・そう言えば、確か写真では階段に手摺りが付いて無かったなぁ・・・
 あれは古い写真だったんだ。
円融寺「奥の院」へ
 
「ふむふむ・・昔のままに残しておくと言うのと、参拝者への便宜を図る・・どっちを取るかという事ですねぇ」

 「そおそお・・、で、NHKが撮影の時にジャマになるんではと心配したが、うまい事、撮影角度をゴマかして撮りおった。(^O^)」


 チェッ・・どうしてもNHKが出て来るのぉぅ。

NHK実況現場の実際

 その撮影のためにNHKは「皆様の受信料」を湯水の如く使い、どんだけゴマかされて関係者のポッポに入っている事か・・会社敷地内の「緑の道」

 数年前に年末恒例のNHK「行く年、来る年」の番組で、職場近くで実況中継をやりました。

 オマケとして職場の某所をライトアップ実況放送をしたいという依頼があり、職場の方針でOKを出しました。

 そいで、その準備に4日ほど前からスタッフが出入りし、実況中継といえ鉄パイプのヤグラを組んだり、テストしたりと・・・

 そりゃあぁ、もうタイヘンな賑わいで、オマケの中継どころかメインの中継じゃねぇかと錯覚する雰囲気です。

 こんだけの設備を作って実況放送するんだから、少なくとも5分位は放映するんじゃろなぁと思い
「何分ぐらいの放映する予定ですか?」と聞いても、スタッフは言葉を濁して言いません。

 しつこく聞くと、やっと
「少しだけです」と答えましたが、具体的な時間は言いません。金比羅神社

 放送ちゅうもんは分単位・秒単位で計画するもんなのに、天下のNHKは、そんな時間管理もしねぇのか?と思っちまった。

 当日σ(*_*)が現場立ち会いで泊まり込みをし、時間前であり本来のメイン中継場所がすぐ近くだったので見物に行きました。

 そしたら、絶対にそんな事をしないヤラセの予行演習をしており、「ウソつけぇ」と、シラジラしい目で眺めながらヒマをつぶしました。

 で・・肝心の番組が始まって見ていると・・・アッという間だけ(わずか2・3秒)ライトアップが実況されただけです。

 おいおい、まさかこれで終わりじゃねえだろなぁ。
 この後も、たまに、チョイチョイと実況場面が出て来るだろなあ。「金比羅神社」横道の「太子堂」

 いかにオマケの中継と言っても、あの大掛かりな設備とスタッフ達は、何だったんじゃ?

 1分間とまでは言わんが、せめて合計30秒位は放映してもバチ当たらんでぇ。

と、思いながら待ち続けましたが、なかなか放映されまへん。

 ヤグラの所へ行ってカメラを扱ってたアンチャンに、
 「これで、終わりなの?・・もうやらないの?」
 「これで終わりです」

 「はぁぇっ?・・・先程のたった2・3秒のために、これだけの設備とスタッフを注ぎ込んだの?」
 「・・・・・・・」

「たったあれだけの放映なら、民間放送なら放送当日に3人ほど来て、三脚立てて現場合わせでやっつけちまいまっせぇ。」
「・・・・・・・」


 ちなみにσ(*_*)は、民放テレビの依頼で職場説明をするのに、現場実況でテレビ出演した事が数回有り、実況放送の内容によりスタッフ人員や機材がどれ位必要か、だいたいわかります。

 「まさにNHKは費用を惜しまず、湯水の如く金を使いますなぁ。「奥の院」への山道

 こんな現状を国民が知ったら受信料なんて、アホらしくて払えまへんでぇ。
             (ハッキリ・キッパリと)」

 「・・・・・・・・・・・・」


 そりゃあぁ〜・・アンチャンは何も言えまへんわなぁ。

 聞こえないフリでもしてねぇと、その場に居たたまれんやろおし・・・

 放送時間を聞いても答えなかったのは、たった数秒の中継とわかっており、恥ずかしくて、とても正直に言えんかったんでしょう。

 アンチャンに文句言ったもしょうがないので、それでカンベンしてやったけど・・。

 そんな事や、あんな事等、腹の立つ事が一杯あるNHKに関する話を聞かされ続けると、そのうちに、こっちが鬱病にでもなっちまいそうです。

 適当な所で話しをさえぎり、まだ話足りなく残念そうな顔しているジサマに、丁寧にお礼を言いました。石階段とステンレスの手摺り

秩父セメント

 教えられた道を秩父セメントの会社へ行くと、守衛さんがσ(*_*)らの姿を遠くから見ており、何も言わないうちに「どうぞ入ってください。緑の道を行けば奥の院へ行けます」と、親切丁寧に言って通してくれました。

 おぉぉ・・・さすがに笠と杖の威力は、スゴイでんなぁ。
 珍しく不審者と間違われんかったでぇ !(^^)!

 会社の構内には、緑色の道幅がペンキで書いてあり、それに沿って行けば良いらしく、出勤途上の社員に混じって歩いてくと鳥居が見えました。

 そこが麓の「金比羅神社」のようで、神社の階段を上がった境内から「奥の院」へ行くか、神社横の山道を上がって行くか、二通りの行程が有るようですが、山道の方を選びました。

石階段石階段と地蔵

 しばらく行くと、ジサマが言ってた石階段が有り、ステンレスの手摺りが鈍く光っています。

 確かに階段が長く、古い石階段なので歩幅も狭く、σ(*_*)らは杖を持っていたから杖にすがって登れるので良いけれど、杖を持たない人には手摺りが有った方が良いでしょうなぁ。

 景観上の点から見れば、無い方が絶対に良いと思うが・・。

 永年使えるようにとステンレス製にしたんでしょうが、いかにも現代的な光を放つため、自然の中では違和感が有ります。

 もおちょっと古そうに見える別の素材とか、何かを工夫すれば、そんなに反対の声は出なかったかもしれまへん。

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