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       尺八を携え歩いた熊野古道・伊勢路  H19.3.25 UP  
        「滝原〜梅ケ谷」地図
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近畿自然歩道と大内山大師堂

一里塚跡

 「松原」の旧道を歩き、ボチボチ「一里塚跡」が有るはずなんじゃけどなぁ・・・「松原」旧道

 町並みを歩きながら、さっきからチッコしたいんだけどなぁ・・って思ってたら町はずれの橋のたもとに、キレイなトイレが有りました。

 出すモンは出してサッパリして、一里塚跡の横に有るベンチで大休憩。

 「一里塚跡」って、どんなのかと思ってたら、石碑の前にチッコイ地蔵さんが一つ有り、見ようによっては墓と間違えるかもしれん。

 そこの広場には車がたくさん停まっており、川で魚釣りでもしてる人のかなぁ・・と思ったが、そんな様子も無く、たぶん近所の人の駐車場代わりにでもなってるんじゃろおう。

  一里塚 付近    一里塚跡    近畿自然歩道 

近畿自然歩道「大内山川沿いに巨木をたずねるみち」大内山川

 ここからは「2万5千分の一」の地図に載ってない道を歩く事になっており、先程歩いた「坂津」で道無き道を歩いて失敗したから、ホンマに道が有るのかと思って疑ってたんです。

 そしたらトイレ脇から川沿いに遊歩道か山道かわからんような細い道が続いており、「近畿自然歩道」の標識に「大内山川沿いに巨木をたずねるみち」と書いてありました。大内山川

 歩いてみると近畿自然歩道は、どちらかと言うと山道という感じですが、アップ・ダウンはそんなに無く川沿いの風景が楽しめます。

 「巨木をたずねる」というキャッチフレーズよりも「川の景観を楽しむ」とした方が良いような気がする。

 川の流れは穏やかで、水面に木々が逆さまに映り、さざ波も有りません。

  近畿自然遊歩道   「芦谷」付近  「芦谷」付近

 杉林に囲まれた静かな川沿いの道を歩き、牛が鳴いてる小屋付近を通り抜け、ノドカな農道を通り「大内山駅」で休息。大内山駅

中組常夜灯

 大内山駅から出てすぐの道端に、鎖で繋がれた・・という形容をした方が良いような大きい常夜灯が有ります。中組常夜灯

 「中組常夜灯」と立札に説明書きがしてあり、灯火の縁の彫り物が、なかなか凝っており金持ちが寄進したようですなぁ。

 国道42号線をテクテク・・と歩き、腹が減ったなぁ・・と思いながら手近に食堂が有ったら入る事にしてましたが、こおいう時に限ってなかなかそれらしい食堂は有りまへん。

 はい、世の中、そんなモンです。

大内山大師堂

 「大津」集落を過ぎる頃、先を歩いていた越後屋が合図して、どこかの場所を指しています。国道42号線沿いを歩く

 おぉぉ・・食堂を見つけたのかと思って喜び、さらに人家の陰に白い看板が見えたので、ますます食堂だと確信し「でかした、よぉ〜見つけた」と誉めてやろうと思ったら「大山内大師堂」と書いてありました。

 えっ?・・食堂にしては、畏れ多くも、もったいない名前を付けたなぁ・・と思って、しげしげと食堂?を眺めましたが、どう贔屓目に見ても食堂では無く普通の民家だわなぁ・・・。

 そいじゃあぁ・・この近くに大師堂が有って、その案内看板かと思って付近を見渡しましたが、それらしいモンは有りまへん。

 するってえっとおぉぉ・・この家が大師堂か?と思い、改めて玄関先を見ると石仏と奥に「地蔵尊」の祠が有ります。大内山大師堂

 普通、大師堂に地蔵尊を置かないわなぁ・・・きっとこの先か、付近にでも大師堂が有るんじゃろと思いながら、そこから見えるもう少し先に有るウドン屋を目指しながら歩きました。

 途中、旧道沿いに小さい祠が有り(このページの一番上の写真)、それかな?とも思いましたが、わざわざ近寄って確かめる元気も有りまへん。

 なんせ疲れたのと、腹が減ってる軟弱な精神の持ち主なもんで・・・

食堂にて

 ウドン屋に入り、店の人に大師堂の事を聞こうと思いましたが、次々に来る客の注文取りや接待やら何やらで、係りのオバハンが一人で忙しそうにしてます。

 あんまり忙しそうなので、よっぼどドンブリを持っていくのを手伝ってやろおかと思っちまった。

 そんな忙しい時に、ウドンと関係の無い、どうでもええ大師堂の事なんか聞いたら、ドヤシつけられるかもしれんので、ついつい声を掛け損ない聞きそびれっちまった。

 やっと料金を払う時に聞いてみると、看板が有った民家が大内山大師堂で、家の中に大師さんを奉ってあると言います。

 ほほおぉぉ・・四国の「千人宿記念大師堂」みたいもんなのかな?

 更に聞いてみると、家の人は病気で長期入院しており、だれも居ないそうです。

大師堂

 四国遍路をした人は、「大師堂」と名付いた物を見ると懐かしく、一瞬四国の地に思いを馳せるのではないじゃろか。

 信心の有無は別として、どこの地に行った時でも「大師堂」を見た時の懐かしさは「お大師様と一緒」という「同行二人」かもしれまへん。

 ワシは行く先々で「大師堂」が有れば、これも御縁と思い可能な限り参拝するか訪ねてます。

 機会が有れば気が遠くなるような、ありがたあぁ〜いお話でも伺って、尺八を吹こうかなと思ってたんだが・・・留守じゃあぁ、しょうがないわなぁ。

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