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 H19.11.17 UP 尺八を携え歩いた熊野古道/川丈街道   遍照の響き 
                
「川丈街道」地図 


比丘尼転び

言い伝え「比丘尼転び」入口

 「宣旨帰り」より、川丈街道を少し歩くと「比丘尼転び」という場所が有ります。

 ここには、それはそれはカワイソーな伝説がありましてなぁ。

 ここで尼さんが、転んじゃって大ケガしちまったんです。

 痛かったでしょうねぇ・・カワイソーですねぇ・・・はい、おしまい・・というような単純な話しでは無いんですがなぁ。

   比丘尼転び    比丘尼転び    比丘尼転び

 昔、熊野比丘尼とか言われる人達が、熊野信仰を広めるため諸国を巡ってたそうです。

 きっと、σ(*_*)らのように杖を持ち笠を被って巡り歩き、どこかの村では犬に吠えられ、泣きながら逃げた事も多々有ったでしょうなぁ、カワイソーに・・・

 そんな犬に吠えられたかもしれんカワイソーな尼さんの一人が、この「比丘尼転び」の難所を無事に通り抜けて「ホッ」と安心しました。

 人間ホッとした時には、一休みしたいなぁ・・と思うのが人情であり、いかに信仰に身を投じている尼さんでも、そこはそれ・・切れば赤い血が出る生身の人間です。「比丘尼転び」細い道

 「ヨッコラショ・・」と言ったのか、どうかわかりまへんが、その付近に腰掛けて、持っていたチョコレートでも食べながら一休みした事でしょう。

 尼さんは休みながら、今までの旅路の疲れと、犬に吠えられた心労で、そのままついウトウトと寝込んじまいました。

 そしたら・・あぁたぁ・・・
 尼さんが休んでる、そのままの姿勢で死んじゃったらしいですがなぁ・・

 きっとチョコレートの包み紙を、手に握りしめていたんでしょうなぁ・・カワイソーに・・と、案内板に書いてあったように思うカワイソーな伝説でした・・違ったかな?。

歩いてみた

 「比丘尼転び」の山道をヨッコラショと転ばないように登ると、やがて下に見える県道に沿うように山道を歩きますが、この山道が細いんですなぁ。「比丘尼転び」傾斜の道

 片方は山の急斜面、反対の片方は県道の保護面になっている急斜面・・・
 ヒョットしたら、今までの中で一番細い道だったかもしれまへん。

 気のせいか、歩いてる山道も県道側に傾斜している気がするしぃ・・・

 県道への「落石防止ネット」を支える鉄線が歩く山道を横断しており、その箇所では跨いだり身を屈めたりして通り抜け、斜面をズリ落ちて県道まで転げ落ちないか、けっこう気を遣う場所です。

 山道には落ち葉が溜まって滑り易いく、「宣旨帰り」よりも歩きにくく、こちらの「比丘尼転び」の方が難所だと思う。「比丘尼転び」落石防止ネット

 σ(*_*)の勝手な憶測だけど、この「転び」という地名は、山道を歩いる時に何か(石など)につまづいて「転んだ」というのではなく、下へ「転がり落ちる」という意味あいから「転び」と名付いたのかもしれまへん。

 斜めになってる細い道を歩きながら、そんな風に実感しました。

 尼さんでなくても、この難所を通り越したら「ホッ」として休むじゃろなぁ。
 死にたくなかったので、休まなかったけれど・・。

 県道を歩く  熊野川を望む   県道

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