2013.5.23 掲載
虚無僧旅姿
遍照の響き
塩の道祭り

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塩の道祭りライン

虚無僧旅姿

塩の道祭り

 今年のGWは、ヒマだから「塩の道」を歩いてみようか、ちょうどその時に小谷村・白馬町・大町市で「塩の道祭り」のイベントも有るようだしぃ・・と急に思い立ちました。

 「塩の道祭り」と言えば、飛脚のカッコウしてケツ出してる写真が笑え、こおいうのが大好きです。

 「塩の道祭り」の写真を見ると、他にも時代衣装で歩いてる人も居るので、σ(*_*)も虚無僧スタイルで歩いてみようかなぁ。

 越後屋に
「虚無僧のカッコウして「塩の道祭り」を歩いてみようと思うが・・。」と相談すると

 「やりたかったら、やっても良いが、その時の条件として、
 一緒に歩かん・・、他人のフリする・・、話し掛けるな・・、
 近寄るな・・・目を合わすな・・他の人が笑ってたら一緒に笑ってやる。」


 おいおい・・σ(*_*)は不審者か・・?

虚無僧衣装・製作準備

 虚無僧衣装を製作するにあたり、参考になる物をネットで探しましたが、これがなかなか見つけられない・・皆無と言って良いほど・・

 以下、虚無僧スタイルの準備品と、苦労話やその感想なんぞを・・・イベント・学芸会等、時代衣装の参考になれば幸いです。

       虚無僧道具 作成

 虚無僧 横 虚無僧 横 虚無僧 前 虚無僧 後

1 天蓋

 これは、もう虚無僧としては絶対に必要なるシンボル的存在と言って良い物であるが、ゼニコが無いので、そんなの買う余裕が無い。

 となると作るしかなく、100均で網目のプラバケツを買い、それに紙紐を綴って天蓋らしく細工してみると、笑いを取れるかもしれんが、どう見てもチンドン屋と一緒に歩いた方が似合う感じがするので製作半ばでヤンピした。

 そんなのを被ってたのが近所にバレたら
「あそこの家のジジイ・・前からやる事がオカシイと思ってたが、とうとうボケたらしく、頭にカゴみたいの被って「塩の道」を徘徊して来たらしい」とウワサされ、以後は家族から相手にされず、サミシイ余生を送る覚悟が必要じゃった。

 というわけで、ギリギリまで何とかならんか・・と考えましたが、天蓋はあきらめて遍路に使ってる笠で代用する事にしました。

 江戸時代初期の頃は、今のような天蓋ではなく、遍路笠みたいモンだったから、ええんでねぇかなぁ。

 結果的には遍路笠でも、そんなに違和感が無く感じられなかったようで、サミシイ余生を送らなくても済みました。

2 袈裟

 これも虚無僧装束では絶対に必要な物ですが、なんせ袈裟なんて物は、まじまじと見た事も触った事も無い。
 当然、信心も無い人間だから買う気もサラサラ無い。

 よっぽど檀家の坊主に頼んで袈裟を貸してもらおうか・・とも思ったが、大切な物だから貸さないだろなぁ。

 となると作るより方法が無く、だれか作った人がいないか・・とネットで探したが、皆さん学芸会などで使用したいのだけれど、作り方がわからん・・・と言うのばっかし・・・

 袈裟の構造もわからんので、仕方なく虚無僧の写真や坊主の袈裟の写真をネットで探して印刷し、それを参考に適当な大きさで作りましたが、袈裟にも五条とか九条とか、いろんな種類が有るのですねぇ。

 当然、そんな種類や細かい事は無視して、形だけ整えました。

 布地は100均で手拭い買いましたが、スーパーで袈裟にふさわしいような布柄が200円で売ってたので、それに変更して、越後屋がモンク言いながらも作ってくれました。

 袈裟を着用した時には、ずり落ちないよう肩付近で二箇所ピンで留めました。
 

3 偈箱

 次いで虚無僧の必需品は「偈箱」で、黒いダンボール箱を見つけて作りました。

 偈箱にはよく「明暗」と書いてありますが、σ(*_*)はニセモンなので「明暗」と書くわけにはいきまへん。

 σ(*_*)の尺八流名・竹号をもじって気の利いた字句にしようか・・・
 大好きな「揚羽蝶」の紋を描こうか・・・

 結局、「塩の道」と白マジックで書きましたが、これはこれでアッサリして良かったように思う。

 それで安心してましたが・・・、待てよ・・・虚無僧が弁当やらペットボトルを入れた、現代的なリュックを担いでる後姿は、ちと興ざめするなぁ。

 せっかく作った偈箱にはペットボトル等が入らず、もお少し大きい方が良かった。

 よっぽど日曜大工で木箱を作ろうかとも思いましたが、面倒なので偈箱の大きさと良く似た黒いバックを980円で買いました。

 先程ダンボールで作った偈箱の「塩の道」部分を切り取り、バックにクリップで留めると、おぉぉ・・ちょうど良い具合で、遠目に見ると偈箱に見えるでぇ。!(^^)!

 クリップで留めただけなので、歩いてる時に落ちるかな?・・と思ったが最後まで落ちなかった。

4 着物

 着物ねぇ・・・無いんだよねぇ・・・・、それらしい物と言えば作務衣しか・・・

 最初は作務衣でやろうかと思いましたが、どうもズボン部分がねぇ・・・

 そこで昔、居合をやってた時の袴をはき、作務衣の上着を着る事にし、数十年ぶりに袴を付けたが、付け方は覚えてました。

 ちなみに「塩の道祭り」で歩いてる時、「袴姿が決まってますねぇ」と、お褒めの言葉を数回頂きました。

 「塩の道祭り」のイベントで着物を着てる人は居ましたが、着慣れてないためか、ちとダラしない着方をしている人も見られた。
 

5 替竹(替笛)

 虚無僧のカッコウしてわかったのですが、この替竹を差す・差さないで、その印象がモンノスゴク違います。

 ニセ虚無僧をする人は、この替竹を差した方が、絶対にそれらしく見えまっせぇ。!(^^)!

 どうせ腰に差す形だけの物だからと、尺八を入れずに棒切れを2尺1寸ほどの大きさに切って袋に入れました。

 袋紐をタラ〜ン・・と長く垂らすのが、ツウの人のやり方だそうで、実際にタラ〜ン・・と膝付近まで垂らしてみると、虚無僧らしく見えました。

 6 足下

 ホントは白足袋に下駄か草履を履くらしい。

 しかし、そんな物を履いて山道を歩けないので、いつものツッカケ(健康サンダル)で歩き、足袋の変わりに白っぽい無地の靴下をはきました。

7 尺八

 虚無僧の尺八は2尺1寸だと聞いたもんで、それを持って行きました。

 尺八を持ち歩く時は、歌口を手で押さえ、管尻を上にするらしく、その持ち方をマネして歩きましたが、それが失敗だったなぁ・・・いえね・・尺八の長さじゃないんですよ。虚無僧
 持って行った尺八は、2つに分解できる中継の有る尺八で、これが失敗だったんです。

 これを手に持って歩いた時の揺れのためか、中継箇所が徐々に緩んできてガバガバになりました。

 最初は気のせいかと思ってたのですが1日でだいぶ緩んでしまい、以後は中継の箇所を持って歩きました。

 虚無僧スタイルで尺八を持って歩く時は、中継の無い延管1本物の尺八でないとアカンでっせぇ。

 以上、参考になりましたでしょうか?

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