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 自転車で巡った信濃33観音霊場記 尺八を携え巡った信濃霊場記 遍照の響き
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   善光寺 地図(善光寺→西光寺→12無常院→21常光寺→18長谷寺)

    H22.11.6 巡礼     H23.11.10 UP

刈萱(石動丸)伝説

西光寺西光寺 絵解き

絵説き寺

 善光寺通りを自転車で駆け抜けてる途中、「絵解き・・」という看板が目につき、あわてて自転車を止めました。

 そおいえば事前調査で西光寺という「絵解きの寺」が有るというのは知ってましたが、こんな市内の通り道にあるとは思ってなかった。

 そおかそおか、ここだっのか・・と思い「西光寺」門前に自転車を止めました。

「刈萱」伝説

 「刈萱・・」と書いてあり、確か高野山にも「刈萱堂」というのが有って、そこでも尺八吹いて参拝したなぁ。西光寺 本堂

 何で高野山から遠く離れた善光寺にも、縁が有るのだろお・・。

 パンフレットが有り読んでみると、早い話が自分のワガママで高野山で坊主になっちゃった父親(「刈萱」という別名)を、母と尋ねた「石動丸」という子供が高野山の麓まで来た時、母がそこで病気になっちゃったそうな。

 そこで母を残して石動丸が高野山へ登って父親を探しだがわかりません。西光寺 本堂内

 橋の上で坊さんと行き違った時に尋ねると、その坊さん(刈萱さん)は自分の子供だとわかっても「あぁたの父親は、去年亡くなったよ」と言って名乗らなかったそうな。

 刈萱さんは、妻子を捨てて逃げた後ろ暗い所が有るから、離婚訴訟で慰謝料を、ふんだくられると思ったのでしょうか・・・

 石動丸がションボリして麓に帰ってみれば、一緒に来た母は亡くなっており、故郷へ帰れば姉も亡くなってます。西光寺

 そんなカワイソーな事が続くと、普通ならば望みもへったくりも無くなり、ヤケを起こして

「グレてやる、グレてやるうぅぅ〜・・
こおなったらタバコを吸って不良になってやるわい。
女の子ともデートしてやるわぃ。」

となるのですが、石動丸はそのような事をせずに再び高野山へ行き、父親とも知らずに刈萱さんの弟子となったそうな。

という、何とも言えんカワイソーな話しです

 なお、この話しの詳しい事は「高野山よもやま記」「石動丸物語」に書いてありますので、興味がありましたら読んでください。刈萱上人の墓

 上に記載したのと、チビッと違うかもしれまへんが・・。

堂内

 「堂内に自由に入ってください」と書いてあったが、雰囲気的に「絵解き」の準備をしているようで、数人が椅子に座って待っています。

 時間が有れば話しの種にも、ぜひ「絵解き」を聞きたかったのだが、なんせここに寺が有るとは思わなかったもんで、この後の予定も有り入りませんでした。

 やがて「絵解き」が始まったらしく、女の人が説明をし始める声がします。

 ううむうぅ・・こおいう時に尺八吹いたらジャマになるかなぁ・・と思い、なるべく小さい音で吹いて参拝したが、別に苦情は言われませんでした。

朝日山大蛇の塚

 山門近くの狭い所に「朝日山大蛇の塚」というのが有ります。旭山大蛇の塚

 あまりにも狭い所だったので、他人の家へ入るのかと思い遠慮して入らなかったら、越後屋が行けると教えてくれました。

伝説

 看板の説明書きを読むと、大蛇が古木と間違えられて樵に斬り殺され、しかも見世物にされたそおですがなぁ、カワイソーに・・・。

 その蛇の祟りで樵一族は没落したので、ビックリこいて大蛇に法名を与えて供養したのが、この塚だそうです。

 で、その時に小蛇が居たらしいが、小蛇は今も、どこかで生存中らしい。
 見つけた人は、イジメたり見世物に売り飛ばしたらアカンよ。

12番「無常院」無常院、自転車で巡った信濃33観音霊場記


 善光寺市内を自転車で走り、国道19号を密かに脱出。
 しかし、この国道は車が多いでんなぁ、出勤時間帯だったのか渋滞してました。

 「犀沢橋」より旧道に入る予定だったが行き過ぎちまって、戻って入り直すのもメンドウなので、次にその方向へ行く横道へ入って無事旧道へ侵入。無常院、自転車で巡った信濃33観音霊場記

 旧道を走っていても「12番札所 無常院」の入口は、わかりにくい所です。

 探しながら自転車を漕いでると、ゴミ収集車が作業中で道が塞がれてます。

 ふと脇道の奥を見ると石柱が有り、あれ?・・寺の入口?

 改めて付近を見渡すと「無常院参道」の看板が有り、偶然にもゴミ収集車が止まっていてくれたので見つける事ができました。無常院

 これも観音様の、お導きか・・ナモナモナモ・・・

 この寺を目指す人は「小市区リサイクルハウス」と書いた大型プレハブ倉庫を目標にした方が良いと思います。

無常院

 山門を潜って境内に入ると、入ってすぐの横側に新しい作りたてのような小さいお堂が有ります。無常院 本堂

 行ってみると「中見堂」の額が掛かっており、これが観音堂なのかな?・・それにしては「観音堂」と書いてないが・・

 周囲がガラス張りの堂であり、中が見えたので覗くと、今までに見て来たような納札箱が設置されており、たぶんここが札所だろなぁ。

 ちょうど寺の奥さんらしい人が、庫裡から出て来たので聞いてみると「そうです。どうぞ上がってください」と言いました。

中見堂中見堂

 中へ入ると8畳位の部屋で周囲がガラスで囲まれてるので温室のように温かく、ゴロンと横になったら、そのまま昼寝しそうな気がします。

 一曲吹き始めると、寺の犬が吠え始めました。

 よっしゃあぁ・・σ(*_*)の尺八で黙らせてやるからな・・と思ったが最後まで吠えやがった。中見堂

 周囲がガラスで囲まれているので想像はしてましたが、もんのすごく反響があります。

 気持ち良く響いたので、ええ気分で二曲目も吹きました。

 しかし二曲目が始まっても今度は犬が吠えず、尺八に聞き惚れたのか、先ほど寺の人から叱られていたので反省して黙っているのか・・・たぶん後の方だろおうなぁ。

残菊

 あっ・・題名の「残菊」は、中見堂の横に有った手水鉢の周りに、小菊が咲いてるのが味わいがあったので、題名を付けるならば「残菊」かなあぁ〜・・と思っちゃったりしてぇ・・すみません。

 それと掲載写真には「無常寺」となっていますが、「無常院」の間違いです。
 重ね重ね、すんまへん・・トシなもんでして・・最近ボオッ〜として注意力散漫となり・・

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