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    「3 紀伊田原〜海沿い〜古座〜地蔵峠越え」地図

       2011.4.11旅行     2012.3.4掲載

地蔵峠の「ボランティア」

駐車場

 歩いてると「地蔵峠 駐車場」と書いた看板が有り、さらに親切な事に、近くに屋根付きの「地蔵峠」と書いた丸い看板があります。地蔵峠・駐車場、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文

 駐車場は、ここに車を置いて地蔵峠へ登る人のためだと思うが、峠まで行ったら、また引き返すのかな?

 屋根付き看板の所から農道を通るようになっており、道の周囲には獣除けの網が張ってあります。

動物防除柵

 農道を行くと、前方にはガッシリした柵が行く手を遮り、よっぽど猪か何かの動物の被害が大きくて入られたくないのじゃろなぁ。

 それはそれとして、どうやってこの頑丈な柵を通るか・・・

     地蔵峠・柵、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文      地蔵峠・柵、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文 

 柵には鉄棒が渡してあり、まずはそれを外して戸を開けて越後屋を脱出させ・・

 次いで鉄棒を元に戻して戸を閉め、農道側に残ったσ(*_*)は柵の上をよじ登って向こう側へ降りました。

 男ならば柵をよじ登って何とかなるが、重い物は箸しか持ったことの無いような、か弱い女性とかオババ一人だと、この柵を上がれるんじゃろか。

 周囲には電気柵が有り、スキマから入れるような様子は無いしぃ。地蔵峠へ、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文
 ビリッと来たらイヤだろおしぃ。

 それとも女のいつも使う手である「泣くマネ」すりゃあぁ、戸が勝手に開くのかな?

 でも妙齢のキレイなネーチャンの「泣くマネ」ならば、開くかもしれんが、オババじゃなぁ・・たぶん開かんだろなぁ。

地蔵峠

 山道は、何となく石畳の跡らしい箇所も有りました。

 やがて車道に上がり少し行くと、「大辺路」の看板が有り、山側には石道標が立っており「右はやま(山)みち 左はさべ(佐部)みち」と彫ってあります。
 地蔵峠へ、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文   地蔵峠・車道、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文   地蔵峠へ、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文

 その「さべみち(一番上の写真)」を上がって行くと、通って来た「虫喰い岩」から、乗り越えてきた「柵」の有る付近が一望できます。

 登り切った所が地蔵峠らしく、名前の通りにちゃんと地蔵さんが有りました。

地蔵峠・振り返った風景、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文 地蔵峠地蔵峠

ボランティア団体

 地蔵峠より下り坂を降りて行くと、やがてキレイな小川が有り、木の橋が架かってたり、道が崩れて居る所にはロープが張ってあります。

 ネットで下調べした時に見つけた、大辺路のボランティア団体「熊野古道 大辺路刈り開き隊」の人達が作ってくれたんでしょう、ありがたいことです。地蔵峠、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文

 ロープが張ってある場所は、片側に川が流れて滑りやすそうな岩肌で、道が削られたらしく歩く箇所が細くなっております。

 この箇所はロープが張ってないと、川に滑り落ちるかもしれまへん、お陰様で小川に転がり落ちなくて済みました。

 こおいう世に隠れたボランティア団体にこそ、行政機関が探し出して表彰状とか感謝状を出せばよいのにぃ。

 あっ・・そんな賞状よりも、金一封とか酒一升の方が喜ぶかもしれん。
 σ(*_*)なら紙切れよりも、そっちの方を喜ぶ。

地蔵峠、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文  地蔵峠・ロープが張ってある、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文  地蔵峠・ロープが張ってある、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文

イガミの滝

 舗装道路が見え始めた付近から滝音が聞こえたので、音のする方へ川を降りてみると、今まで歩き沿っていた小川が滝になってます。

 小さいながらも滝の淵も深くなっており、自然にマッチしていて、なかなか見応えのある形をしております。

 ええですねぇ・・こおいう滝が庭にでも有れば良いじゃろなぁ。

 帰ってネットで調べてみると「イガミの滝」というらしい。

     地蔵峠・小川、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文     イガミの滝

無患子

 車道をテクテク下りて行くと「佐部」集落に、季節柄か葉が茂っていない枯木の大木のようなのが有ります。


 「ふう〜ぅん・・」と思いながら通り過ぎようとしたが・・

 青い看板が目に入ったので、野次馬コンジョでわざわざ近寄って読んでみると「藤と無患子(むくろじ)」と説明書きがしてありました。

 地蔵峠・川沿い、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文 地蔵峠・湯ノ谷、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文 藤と無患子

 ふうむうぅ・・言われてみれば藤の枝だなぁ・・
 もおちっと枝を手入れすれば、見良いのだが・・

 で・・「無患子」って何?・・初めて聞いたでぇ。

 帰ってネットで調べてみると、この藤と無患子にも、カワイソーな伝説が有りました。

 大泰寺で掲載した平維盛さんが植えたらしく、この人は落人ながらもヒマなのか、あちこちで植林しているのですねぇ。

植樹祭

 「植樹祭」のように、せっかく生えている山の木を、わざわざ大規模に切り倒して開発し、天皇・皇后両陛下に苗木を植えさせるという無駄な事をやってる云われの始まりなのじゃろか。(^O^)地蔵峠「佐部」、熊野古道「大辺路」を歩いた紀行文

 まぁ・・平維盛さんは、わざわざ木を切り倒すというアホらしい事までは、しなかったと思うが・・

 しかし、あの植樹祭は自然破壊と税金の無駄遣いじゃなぁ。
 だれか言ってやってよ。

 「佐部」集落の道沿いに流れる小川は澄み透ってキレイで、しばし、その川で泳ぐ小魚を眺めながらボオッ〜・・と眺めてました。

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