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 自転車で巡った田名部海辺33観音霊場記   尺八を携え巡った田名部海辺33観音紀行文  遍照の響き
   田名部海辺三十三観音霊場「むつ市内〜脇野沢」地図−1
   2011.7.27 巡礼(自転車)     2012.4.22 掲載

蠣崎より脇野沢へ

蠣崎八幡宮

 早朝、蠣崎より自転車に乗って出発。

 昨日来た「流水庵」近くに「蠣崎八幡宮」が有り、社殿の彫り物が道から見ても立派そうだったので、写真を撮りに入ったら軽トラも入って来た。

 蠣崎八幡宮 蠣崎八幡宮

山の神

 境内にも古びた太い鳥居が有り、軽トラのトッツアンに話しを聞いてみると、「山の神」が奉ってあり、昔は山の中に有ったが、ここに移したそうな。蠣崎八幡宮 山の神

 太い鳥居に寄って見ると、入口の石に「山神」と彫った小さい石が置いてありました。

 「山の神」は、熊野古道を歩いた時にも有りましたが、へえぇぇ・・・ここにも有ったんだ。

 蠣崎八幡宮の由来看板を読むと、1334年から続く歴史の有る宮のよおで、帰ってからその年号を調べると、鎌倉幕府を滅ぼして天皇中心の政治を目指した後醍醐天皇が「建武の新政」を始めた年だそうな。

 単なる村の鎮守さん程度の神社かと思っていたが、こんな由緒正しい古くから有る神社だとは思わなかった。

姫小杉

 さらに少し離れた神社脇の生け垣にも看板が有ったので、何かと思って読んでみると「姫小杉由来記」と書いてあります。

 おぉぉぉ・・いかにもカワイソーな云われが有りそうな題名だこと。姫小杉由来記 古道

 
「この道は狐沢(こざわ)鬼伏(わきのさわ)へと続く古道である。」

 ここでも、へえぇぇ・・古道がこんな所に有ったのか・・・と思い、地図で確認したが付近には「狐沢」「鬼伏」という地名が見当たらない。

 ん?・・・どこへ通じる古道なの?・・道は山の中へ入って行く感じだが。

 「鬼伏」という地名は、遠く離れた越後33観音霊場巡りで見た事が有ったが、まさかここから越後の国まで道が続いてるワケがないわなぁ。


 どおやら、旧地名のよおで現在「小沢」という所が昔は「狐沢」と書き、「鬼伏」というのは、よぉ〜わからんが「脇野沢」を指してるらしい。陸奥湾沿い、自転車で巡った田名部海辺33観音霊場記

 
「山に通じる古道脇に、蠣崎城のお姫さんの墓と言われる樹齢500年の大杉が有ったが、村人が止めるのを聞かずに、持ち主が切っちゃったそうな。

 そしたら、あぁたぁ・・持ち主がタタリを受けてカワイソーな事になったらしい。」

 
想像していたお姫さんがカワイソーな目に遭ったのではなく、大杉を切っちゃった人がカワイソーな目に遭ったという話しでした。

石神神社

 国道沿い陸奥湾の海を眺めながら、チンタラと自転車を漕いでると、「松ケ崎」という所に赤い鳥居があり「石神神社」と書いてあります。石神神社

 少し岬になっているよおで、見て行こうかなぁ、どうしょうかなあ・・と思ったのですが、どうせ大したこと無いだろおと思い、そのまま脇野沢へ向かいました。

 ところがこの原稿を書いてる時にネットで調べてみると、この「石神神社」には、もんのすごい云われが有り、大したモンだったのですねぇ。

 海でナマコを採っていたら大きな石がかかり、それを何度捨てても引っ掛かるので、この石を奉ったそうな。陸奥湾沿い、自転車で巡った田名部海辺33観音霊場記

 それだけならば、どこにでも転がっている石と変わらんのですが、トッツアン驚くでねぇ。

 この石は日が過ぎるにつれて成長し、巨大な石になったらしい。

 あちゃあぁ〜・・・そおとわかっていたならば、見ておけば良かったなぁ。
 こおいう怪しげな話しは、σ(*_*)もんのすごく好きだったのにぃ、惜しい事をした。

30番「脇野沢」

脇野沢・本村、自転車で巡った田名部海辺33観音霊場記脇沢寺脇沢寺

 「30番 脇沢寺」は国道沿いに有り、本堂の戸が開くかなと思って開けると、ちょうど寺の奥さんが居て
「観音さんの参拝ですか?」と聞いて、中の左側奥がそれだと親切に教えてくれました。脇沢寺

 教えられた左側の柱には、納札がブラ下がっています。

 2曲吹いて参拝を終え、壁の彫刻が良かったので、デジカメで写真に撮ろうとしたら奥さんが来て、
「これから出かけて留守にするので・・・」と急いでるらしく、写真は撮れずじまいでした。

 脇沢寺 納札 脇沢寺  

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