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  自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文     太海     遍照の響き
   安房國札34観音地図−4「天津小湊」「鴨川市」「和田」「丸山」 付近
     2012.5.21 巡礼    2013.3.8 掲載 

太海の仁右衛門島

18番「石見堂」自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

「磯村」

 「前原」市街地を通り抜け、漁港近くの細い橋を渡り、再び県道に出ようとしたら、地図記載されてる道が無い。

 しばらく付近をウロウロして、漁港まで行ってみたがわからん・・・降参して橋の所まで戻り、県道へ出ました。

 「磯村」の道は県道ながらも、道幅が狭く上がり坂になってます。石見堂・磯村、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 ぼちぼちこの付近が18番札所「石見堂」だと思い、トッツアンに聞くと
「すく先のカーブミラーになっている所を、右に上がる坂道だ。」と親切に教えてくれました。

 そのカーブミラーの所へ行ってみると、なるほど入り口に、ちっこい石に「石見堂」と書いてあります。石見堂・磯村、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 こりゃあぁ〜・・・始めての人は、だれかに聞かない限り、絶対にこの入口はわからんじゃろなぁ。

 なんせ石標が、カーブミラーとバス停「石見堂」の陰になってるしぃ・・・

 石標もチッコイしぃ・・・根本付近は、ゴミ置き場になってるしぃ・・・石見堂・磯村、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 付近の状況をデジカメで写真を撮っていると、越後屋が狭い坂道を、自転車を押して歩いたと思ったら、すぐに戻って来て、
「あかん・・」と言って近くの駐車場に自転車を置きました。

 よっぽど急坂だったんじゃろなぁ。

 その様子を見ていたオババが
「お参りですか?」
 
「はい、わかりにくい所ですねぇ。」

石見堂

 狭い坂道を上がって行くと道端に猫がおり、人家だと思った所を上がると、それが札所の「石見堂」でした。石見堂、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 境内に車が置いてあり、この狭いS字坂道を、よぉ〜上がってこれるもんだ。

 堂内の天井には船の模型が飾ってあり、たぶん他の人達はあんまり気付かないじゃろなぁ。

    安房国34観音 石見堂           石見堂・船の模型、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文
           石見堂・彫刻、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文 

 堂の両脇に雨水の溜升が置いて有り、その上に竹網が被せてあります。

 何の気無しに竹網を取って中を覗くと、鯉が数匹泳いでおり、エサをくれるのかと思って、尻尾振りながら喜んで寄って来ます。

 もう片方の溜升も覗くと、やっぱり3匹ほど泳いでおり、よぉ〜こんな条件で生きてるもんだと思う。

    石見堂・雨水溜枡、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文     石見堂・溜枡の鯉、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

カッター訓練

 自転車を置いた所に戻ると、ちょうど黄色のライフジャケットを着た学生の一団が来ました。

 最初は10人程度かと思ったら、後から続々と来ます。石見堂・磯村、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 しかも、それが、あぁたぁ・・・横広がりもせず、2人程度が並んで、キチンと右側を歩いてるじゃありまへんか・・。

 普通ならば、仲良しグループ同士がダンゴ状態になって、人の迷惑も顧みず道幅一杯に広がり、「キャピ・キャピ・・ワァワァ・・」言って遊びながら来るのですがねぇ。

 今時、珍しく躾が出来てる学校だと思い感心した。
 たぶん日教組が牛耳ってない学校じゃろなぁ。(^O^)ナハハハ・・・

 この生徒達を眺めながら、以前に室戸で見た、白装束の遍路団体が、見事に一列で片方側だけを歩いてるのを思い出した。石見堂・磯村、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 そのうち学生の方から、
「こんにちわ〜」と挨拶をし始め「何しに行くの?」と聞くと「カッター訓練」と言います。

 へえぇぇ〜・・カッター訓練する学校なんて、高校の海洋関係の学科かと思い
「高校生?」と聞くと「中学生」

 列が行き過ぎるまで、出発を待ちました。

 近くに「青年の家」が有るので、合宿でもしており、そこから歩いて来たのでしょう。

鴨川松島鴨川松島

 その「青年の家」近くに、「鴨川松島」の看板があり、確かに景色は良かった。

 あんまり景色が良かったので「青年の家」からの眺めもスゴイだろなぁ・・と思って行ってみましたが、草が生えており見晴らしは良くなかった。

仁右衛門島

 途中に有る「仁右衛門島」には、最初は行くつもりは無かったのですが、途中の岩場の風景が良さそうなので、ついでに寄ってみました。仁右衛門島、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

 漁港まで行くと、すぐ目の前の島に「仁右衛門島」の大きい看板が掛かってます。

 ここへ来る途中に何度かこの「仁右衛門島」の看板が有りましたが、どうせどこかの民宿の宣伝だろおと思っていたんです。

 で・・この時も、軽い気持ちで島には「仁右衛門」という民宿が有るのだろおと思っていました。

 この原稿を書いてる時に調べてみると、源頼朝が平家に敗れて、この島の岩穴に隠れており島主に助けられたらしく、その子孫がずうっ〜と、この島に1件だけ住み続けているそおな。

 へえぇぇ・・・由緒正しい来歴が有ったんですねぇ。仁右衛門島

 そりゃあぁ〜・・観光資源として成り立ち、あちこちに看板も設置しますわねぇ。

 ほれ・・なんせ・・・オッチャン、学校で勉強しなかったので、こんな伝説は知らんかったですがなぁ。

 もっと島に近寄ろうとしましたが、雨がパラつき始めたので引き返し、漁港で網を干していたオババも、急いで網を片付け始めます。

 あっ・・題名の「太海」は、この付近の地名です。

    仁右衛門島、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文       太海、自転車で巡った「安房国札34観音霊場」紀行文

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