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所 在 地 奈良県五條市大塔町阪本
撮影年月日 2022・11・9
阪本小学校






奈良県の木造校舎「阪本小学校」は山の中腹付近に有り、麓からは「S字急カーブ」と言うより「スイッチバック」形式と言った方が分かり易い表現の道で、けっこう長い距離を上がって行きます。
生徒達は文句も言わずに通ったのでしょうか・・・足腰は鍛えられたと思う。
広いグランドの片隅に、たぶん「イノシシ」と思われる、壊れかかったセメント作品が置いてあ、長い階段を上がると正面玄関入口には校章が飾ってあります。
それにしても校舎からグランドへ下りるのにも長い階段が有ったり、登下校するのも急坂なので、この阪本小学校の生徒の足腰はホントに鍛えられていたと思う。




校舎付近を一周すると、窓ガラスが破れており、かなり荒れています。
廊下が一部腐っており、学校へ来るまでの「スイッチバック」道路で来るまでが大変だし、このままでは校舎の使い道も無く、そのうち解体されるかもしれんなぁ。
この学校の特色は、廊下・階段の真ん中に漢字が書いてあり、ボオッ~と歩いていても、そのうちに自然に覚えるように、少しでも教育努力していたのでしょう。



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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、 聞いて頂ければ泣いて喜びます。