新潟県の木造校舎「荻漆小学校」は、茅葺屋根の「荻ノ島」環状集落内に有りますが、小学校の場所を「google」地図で探してもわからず、これは現地の人に聞かないとわからんなぁ・・と思いながら行きました。
正直言って地元に住んでいても、あまり高柳方面には詳しく無く、この附近集落の「栃ケ原」で「狐の夜祭」が最近脚光を浴びて人気が出ている程度しか知りませんでした。
そいでもって「狐の夜祭」も近所の集落だから、狐さん達も「荻ノ島」集落まで夜祭に来るのだと思ってましたが、調べてみるとそうでもないよおです。
「荻の島」集落に来て見ると、タンポの中に茅葺屋根の民家が点々と在り、おぉぉぉっ・・今時、集団で茅葺集落が存在するのは、よっぽど有名な観光地しか無いと思っていたので、自然な素朴さを感じさせます。
「荻漆小学校」らしい建物がないか、はたまた村民が居たら場所を聞くのだがなぁ・・と「荻ノ島」集落の道を原付バイクでトロトロ走ってみると「環状集落」と言われるだけあって、集落のタンボを囲むように民家が環状に建っています。
なかなか村民と出会えなく、よおやく集落を一周するかと思った時に、住民の人と会って教えてもらえ、集落内の近場に学校が有るのかと思ってましたが、だいぶ離れた道を行くので、これじゃあぁ、わからんわなぁ。
なんで民家の無いような離れた場所に、学校を作ったのじゃろ?。
来てみると二階建ての木造校舎が見え、グランドだったと思われる敷地にはサイロのような建物が建っています。
道から来た場所が校舎裏側だったので、まずはその付近から写真を撮り、あらためて校舎正面方向から写真を撮れないかなぁ・・と思って近づくと、ジサマが一人椅子に座っていたのに気付いたので挨拶しました。
たぶんここへ来た時から自分の事を見ていたのだろなぁ・・別にアヤシイ事はせずに、遠くから写真をを撮っただけなので、後ろめたい事はないが・・
名刺を渡して主旨を言うと「外側だけならば良い」と言い、ネットで下調べした時には「内部写真は、汚くミットモないのでダメ」と言われてたのを知ってましたが、あえて聞いてみると、やはり同じ理由で内部撮影はダメでした。
それでも名刺を渡してアヤシイ者では無いとわかったのか、校舎の説明をしてくれ、敷地入口付近の校舎部分には元給食室が有ったが無くなり、校舎奥部は元体育館だったそおで、今は牛がいるらしい。
敷地内に入り写真を撮りましたが、元体育館に新しく畜舎建物を増設されているよおで、玄関部分も元は立派な玄関口だったらしい。
せっかく残っている二階建て木造校舎だったので、階段部分と二階の様子をぜひ拝見したかったなぁ。
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