新潟県の木造校舎「蒲生小学校・寺田分校」へ来て見ると、学校への上り口に対の校門が残っており、その向こうに木造校舎が見え、実に絵になる風景です。
ただ惜しむらくは、木造校舎の窓ガラスが全て無くなって、木造建物の残骸部分だけになっており、廃墟趣味の人には良いでしょうなぁ。
今まで全国各地の木造校舎・廃校を多く見て、荒廃した学校も見て来ましたが、それでも窓ガラスは残っていました。
しかし、この寺田分校は見事に一枚も残っておらず、全て持ち去られて再利用にでもされたのでしょうか。
校舎内一階を拝見すると床がフカフカして、だいぶ腐っているよおで、体育館だったらしく舞台が残っていました。
壁に大きな生徒作品の絵が一枚残っており、これだけ校舎が荒れていたのに、よくこの絵が残っていたと思う。
生徒作品の絵を拝見すると、グランド側の校舎に外付け梯子が設置されていたよおです。
また、校舎左横側が玄関だったよおで、現在は入口屋根部分は無くなってましたが「しいたけ組合」の看板と赤い郵便受けが壁に取り付けてありました。
一階床がフカフカで、いつ床が抜けるかわからん状態だったので、二階も危ないだろなぁ・・と思いましたが、階段を上がってみました。
思った以上に階段はシッカリしており、二階廊下部分もそれほど不安感はありませんでしたが、教室内には、さすがに入る気はしなかった。
特に突当りの「音楽室」は、半分ほどは腐っており、生徒作品も無いよおなので入る気にはならず、後は校舎が倒壊するのを待つだけのよおです。
