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所 在 地 新潟県胎内市東本町
撮影年月日 2023・6・17
解体された旧「中条高等学校」 校舎解体
地方紙の新聞を読んでると、胎内市に有る「中条高等学校」の木造校舎が解体される予定であり、当日限り内部を公開して、月末には解体予定だと掲載されています。
この中条高等学校の木造校舎については、存在を知りませんでしたので、さっそく100kmほど離れた胎内市へ行きました。
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現在の中条高等学校側に、一棟の木造校舎が建っており、校舎入口に「想いをつなぐ旧中条高等学校木造校舎回顧会」のポスターが貼ってあります。
内部入ると係の青年がパンフレットをくれながら説明してくれ、卒業生だと言います。
木造校舎は「遺跡資料室」として利用されていたよおですが、やはり耐震とか何とかの理由で取壊し解体されちゃうのでしょう。
教室内はきれいに整理されて、ほとんど何も残っていなく、せめて机・椅子が残っていれば、それらしい写真が撮れたのですが無理だわなぁ、もうすぐ校舎解体なのに残す訳ないもんねぇ。
それでも下駄箱の中に、持って行くのを忘れられちゃったのか土器遺跡の一部が置いてありました。
航空写真が貼ってあり白黒の「昭和37年」とカラー「昭和50年」の写真を比べると、校舎配置の変化が良くわかります。
今は直ぐ近くに住宅が建っていますが、以前はその附近にも校舎があり、現在の新校舎附近はグランドだったよおです。
自分達の他に高校生の男女3人が見学しており、仲良く「キャッ・キャッ・・」と話したり笑いながら移動してます。
いいですねぇ・・青春ですねぇ・・うらやましいですねぇ・・、あっ、ヨダレが・・・。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、 聞いて頂ければ泣いて喜びます。