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佐渡-22 岩首中学校
所在地 佐渡市柿野浦
撮影日 2017.6
「岩首中学校」は地図で確認していたので簡単に行けると思って旧道を行きました。
しかし、徐々に道が荒れ始め、学校へ行くと思われるS字カーブの道は、とても車が通れる状態ではありません。
おかしいなぁ・・鼓童の人達が学校へ行くのに、こんなに道が荒れてるはずがないのだが・・・
麓の「柿野浦」集落へバックして戻り、地元の人に聞いてみると地図では遠回りの道を行くよおでした。
ただ・・途中で道が分かれており、とにかく右へ右へと行けば良いと教えてくれました。
行ってみると、ホンマにこの道で良いのか・・と不安になり、バックしようかと思った時に車が来たので、拝み込んで止まってもらい聞いてみると、やはりもう少し先を右へ行けば「岩首中学校」へ行けると教えてくれました。
「岩首中学校へ着いてみると、先程の荒れた道に通じていると思われる道には車止めの柵がしてあります。
思った以上に大きい木造校舎で、それにしても、何でこんな人里離れた山の中腹に学校を作ったのでしょうか。
聞けばこの「岩首中学校」は、鼓童に入る最初の研修生が入る所だそうで、これだけ人里離れていれば逃げ帰るのもタイヘンでしょぅなぁ。
パンフレットから鼓童「研修所の一日」を抜粋すると下記のような時間配分になっており、ほとんどが練習で個人の自由時間なんて、あまり有りませんねぇ。
0500~0700 起床・体操・掃除・トレーニング
0700~0800 朝食
0800~1000 ストレッチ・締め上げ・朝稽古
1000~1200 午前の全体稽古
1200~1300 各自稽古
1300~1400 昼食・休憩
1400~1700 午後の全体稽古
1700~1900 各自稽古
1900~2000 夕食
2000~2200 各自の時間
2200 就寝
私が居た海の某組織学校も「5分前精神」でキツかったですが、人間不思議なもんでやがて慣れて、学校生活が楽しくなりました。
それでも、やっぱり耐えられなかったのか、せっかく入学したのに辞めて行く人もいました。
体育館では、基本の練習をしているらしく、一定の太鼓の音が聞こえ、窓際には太鼓が置いてあるのが見えます。
ジャマにならんように、目立たないようにして校舎を撮影しました。
「佐渡の学校」より抜粋
全校で13人程の生徒で、クラスの子供は二人しかいませんでした。
卓球部しか部活がなかったのですが、これ以上のチームはないと言えるほど強かったです。
一番遠い子は、「赤玉」から「柿野浦」まで自転車で来て、途中に自転車を止め、そこから歩いて学校へ来たよおです。
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