HOME > 全国の木造校舎 > 岡山県「目次」 > 岡山‐16 吹屋小学校
所 在 地 岡山県高梁市成羽町吹屋
撮影年月日 2019/10/4
2024/6/11 再訪
岡山県の木造校舎「吹屋小学校」へ行く途中、趣の有る集落が有り、淡い赤色をした土壁の集落が有り、それが一軒だけでなく道筋の家全部の土壁がそのような色です。
おぉぉ・・これは珍しい、普通ならば白壁なのに・・と思って写真を撮ると「弁柄の里」の看板が有りました。
「吹屋ふるさと村」の駐車場が有り、吹屋小学校へ向かっての道筋は車が乗り入れ出来ないらしい。
「吹屋小学校」の説明看板があり、そこで初めて「現役で使用されていた日本最古の木造校舎」だったことがわかり、ぜひ訪問したいと思ってた学校です。
しかし残念ながら修理中と書いてあり、あらら・・もう修理が終わっていたと思ったのにぃ・・それでも少し位は校舎が拝見できるかと思って歩いて行きました。
土産物屋が立ち並んでいる店先で「弁柄染」を眺めていると、店の若ダンナが「弁柄(べんがら)」の説明をしてくれて初めてわかり、ここら付近ではけっこう有名らしいですねぇ。
吹屋小学校の事を聞いてみると、校舎にシートが掛かっていて全く見れず、完成まであと2~3年かかるらしい。
学校まで行ってみると、ホンマに白いシートが校舎全体にかかって修理しており、校舎の片鱗さえも見えませんでした。
少し離れた所に「広兼邸」という旧家が有るので、ついでに行ってみました。
「八つ墓村」のロケ地になったそうで、城のような大きい石垣が有る旧宅で、下半分にも石垣が埋まっているらしい。
岡山県の木造校舎「吹屋小学校」は前回訪問した時は、改修中でしたので再訪してみました。
500円払って校舎内へ入ったが、作りは同じなのだろうが、どうも再建したような雰囲気が抜け出れない・・何と言うか、キレイ過ぎて生徒の存在感が何故か感じられない。
小学校の近くに古い木造の建物が有ったので聞いてみると、元は中学校があったが新しく作り直した「ラ・フオーレ吹屋」という宿泊施設らしい。
ところで車で「吹屋ふるさと村」駐車場に着いた時、ちょうど観光バスから女子高生達が下りてきました。
女子高生達は制服をミニスカートにしており、その中でも特に短いスカートの5人の生徒集団が居たので、コンチワした時に見えちゃうぞ・・と心配してたら、ホントに後ろ向いてコンチワした時に見えちゃったじゃねぇか・・・おい・・どうするんだよ・・これ・・先生も目のやり場に困るだろなぁ。
吹屋小学校を見終わって車に帰る途中に店があり、「吹屋まちなみピアノ」と言ってピアノが置いてあります。
自由に弾けるよおで、男子高校生が3人ほどポロン・・ポロンといじって遊んでいます。
自分の顔を見るとピアノ席を譲ってくれたので、そいじゃぁと「秋のスケッチ」を失敗しながらも弾き終えたら拍手して喜んでくれた。
そおか、そんなに誉めてくれるならば・・と、もう一度引き直し、ピアノ席を立って振り返ると、いつの間に来たのか女子高生が10人ほど後ろに立っており拍手してくれます。
うれしいですねぇ・・失敗しながらでも拍手を頂けるとは・・まさかツッカケを履いた小汚いジジイが、ピアノを弾いてるとは思わなかっただろなぁ。