ＨＯＭＥ　＞　全国の木造校舎　＞　滋賀県「目次」　＞　滋賀-03　米原尋常高等小学校・八幡小学校

　所　在　地　　滋賀県米原市米原(米原尋常高等小学校)　
　　　　　　　　　　　〃　近江八幡市守津呂町(八幡小学校)
　撮影年月日　２０１８／１１／１９

米原尋常高等小学校と八幡小学校／滋賀県の木造校舎・廃校

米原尋常高等小学校(取り壊され更地)

　　　　　　

　滋賀県の「米原尋常高等小学校」へ行ってみましたが、それらしい建物は・・・無い・・・。

　付近の駐車場に町内案内看板が有りましたが学校は記載されておらず、その裏にも地図が有ったので、そこには「米原尋常高等小学校」が記載されてます。

　付近には細長い石の門柱と石垣の敷地が有り、そこに散歩道のような短い小道が有り、女性と女の子の像が立っています。

　像の記念碑を見ると「平和の光」と題して、朝鮮総連が設置した「１９６０年　北朝鮮帰還事業」の碑で、何でこんな物がここに立っているのじゃろう・・うっとおしい。

　これを書いてる時に調べてみると、米原小学校に朝鮮学校が併設されていたが、帰還事業でほとんど「地上の楽園」へ帰ったらしい。

　へえぇぇ・・カワイソーに・・・像のモデルになった女性や子供達もダマされて「地上の楽園」へ行っちゃい、今も生きてるのでしょうか、さぞかし後悔しているだろなぁ。

　付近を通りかかった同年配の夫婦に、米原高等尋常小学校の事を聞くと旅行者だったらしく「自分達も来てみたがわからない、この辺だと思うが・・」と言います。

　はい、どおやら数年前に取り壊され更地になったよおで、場所はやはり細い石門柱が有った所のよおです。

　惜しいなぁ・・何故壊したのだろう。

八幡小学校(木造校舎ではなく、モルタル造りで現役校)

　　　　
　　　　　　

　近江八幡市の「八幡小学校」へ行ってみると、大きな白い明治風の木造校舎で、これだけの校舎が良く残っていたと思った。

　生徒の下校時間頃なので、付近にはジサマの見守り隊らしいのが道の角々に立っており、学校をジロジロ見ている自分なんか一番アヤシイヤツだと思われてるんじゃないかなぁ。

　職員室へ行き、出て来た女の先生に写真を撮りたい旨を言うと、「木造校舎のように見えますが、モルタル造りですよ。叩いてみればわかります。」と言われたが、それでも教頭先生に取り付いてくれました。

　教頭も同じような事を言い、地元の要望で木造風にしたらしい。

　下校時間なので生徒の顔が写真に写るからダメと言われるかと思ったが、生徒が写らないようにと言うお決まりの約束をして、校舎外観の写真撮影の許可をもらいました。

　校舎を一周したが、これだけの大きい学校を良く木造風に作ったものだと思う。

　あっ・・はい・・実際に壁を叩いてモルタルだというのを確認しました、それにしてもよぉ～出来ており、コロッとダマサレちゃったなぁ。

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　恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

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