HOME > 全国の木造校舎・廃校「目次」 > 島根県「目次」 > 島根-12 鵜鷺中・小学校
所在地 島根県出雲市大社鷺浦
撮影年月日 2017/4/29
島根県の木造校舎「鵜鷺中学校」は、出雲33観音霊場を巡ってる時、車を走らせていると道端の坂道が、何となく学校が有ったような雰囲気だったので、引き返して行ってみると大きな木造校舎でした。
この学校の存在は知らなくて偶然の発見でした。
グランドで除草作業していたジサマに聞いてみると、小学校ではなく中学校で、玄関に人が居るから中に入れると教えてくれました。
地区の「鵜鷺コミニュケーセンター」となっているようで、声を掛けるとオバハンが出て来て、喜んで中へ入れてくれます。
校舎内の写真を撮っていると、二階廊下に「墜落した特攻隊の飛行機の残骸」としてガラスケースに金属部品が展示されてます。
説明板には次のようなことが書いてありました。
「終戦直後1945年7月2日、出雲大社北の山中に激突した特攻隊飛行機の期待一部であるめ。
2005年5月山歩きしていた人が見つけ、ここに展示する事になった。
攻撃機はサイパン攻撃に参加する隊員を乗せ、鹿児島から宮城県松島基地に向かっていたが悪天候のため墜落した。」
知らなかったなぁ・・このような事が有ったのなんて・・。
展示品を見てると、すぐ近くに鵜鷺小学校が有るようなので聞いてみると、すぐ近くの高台に有るそおですが、道はもう行けないと言います。
グランドで除草作業しているジサマに聞くと「行けるよ」とアッサリ。
「そこの車道を行き小屋のような所に入口が有り、途中に防獣ネットが有るが外してまたかけておいてくれれば良い。」
行ってみると有りましたがなぁ・・オバハンが言ってた道は近道する山道のよおでした。
グルッと校舎を一回りして、玄関の廃校記念の飾りや一輪車の数を見ると8人ほどの児童生徒が居たよおです。
車道にもどって学校を見直すと、スローガンのような物が掛かっており、読んでみると「いつまでも 心の中に うさぎ小」と書いてありました。
そお言えば、先程校舎周りをウロついて教室を覗いた時に「うさぎ活動・・何とか・・」と書いてあったので、ウサギのように元気になろうというのが学校の方針だと思ってたのです。
なんせウサギの絵までかいてあったので・・。
スローガンを見て、学校でウサギでも飼っていたのかな?、そおいえば前庭には飼育小屋のようなのも有ったと思い、もお一度「うさぎ活動」の内容を確かめるために校舎へ戻りました。
で…納得しました「鵜鷺」と書いて「うさぎ」と読むのだと・・・
すみません・・学が無いもんでして・・・
ちなみにこの「鵜鷺」という名前は、「鵜峠」と「鷺浦」を合わせたもので、この付近を「鵜鷺」地区というらしいです。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
以下、広告です。
どんどん絵を描くことが好きになる!! 楽しく学んで、どんどん上達 上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら |