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       篠栗四国八十八ケ所霊場 徒歩地図
   遍路日 2012.11.3(第6日目) HP掲載日 2013.11.13
   行程(札所番号) 77→39→19→62→18→84→28→51→79→
           
54
→33→37→21→69→32→86→35→4


篠栗霊場における尺八修行の成果

「金出」付近の札所

32番「高田観音堂」高田観音堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 住宅地を行き、道端に32番札所「高田観音堂」の大きな案内看板が有り、それに従って行くと一般市民の住宅か・・と思われる所が札所でした。

 入り口は狭く、奥で階段を上がるようになっており、しかも天井には大きな石が覆っており、腰を低めて入らなければアカンので、笠をガンガンとぶつけながら通り抜けました。

   高田観音堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文          高田観音堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 帰る時には、またこの細い穴のような所を通らねばアカンのかと思ったが、境内から別に出入り出来る所が有って良かったなあ。

    高田観音堂・境内、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文         高田観音堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

86番「金出観音堂」

 金出観音堂へ向かって、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文   金出観音堂へ向かって、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文    金出観音堂・階段、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 「高田」集落を抜けて、久々の「金出」集落。

 わずか一週間ほど前に「打ち初め」した時、「金出」集落を通りましたが、なぜか懐かしいですなぁ。金出観音堂・階段、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 散歩で顔見知りになったジサマが
「86番札所の金出観音堂・階段は100段有り、上るのはキツイぞぉ〜」と言ってました。

 しかし、σ(*_*)らにしてみれば普通の階段の長さで、これよりもっと長い階段を上がったことがあるので全然キツイとは思わない。

 それでもこの階段は「篠栗霊場内で1番長い階段」と書いてあります。

 階段を上がると広い境内には、ビールのプラ箱で「お休み処」が造ってあります。金出観音堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 重装備に何だかんだとゴチャゴチャと置いてある大きい寺よりも、このように素朴な感じがするノドカな雰囲気が個人的には好きです。

 時間も有るのでプラ箱に座り、ゆっくりモクを吸って雰囲気を楽しみました。

35番「珠林寺薬師堂」

 「金出」集落内の寺前に来て、35番札所「珠林寺薬師堂」はどこかな?と思ってウロウロ探しました。珠林寺薬師堂、、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 地図では寺の付近なのだけれど・・・札所を示す「緑の幟」が見当たりまへん。

 そのうち越後屋が、寺の境内の中に「緑の旗」が有るのを塀越しに見つけました。

 あらあぁ〜・・・寺の前に「緑の幟」を置くか、その旨を書いてくれないと、オッチャンわからんかったでぇ。

      珠林寺薬師堂、、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文          珠林寺薬師堂、、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

4番「金出大日堂」

 札所目印の「緑の幟」を探しながら歩いてると、大きな木が有る付近に4番札所「金出大日堂」が有り、目印の「緑の幟」を立てて欲しかったなぁ、うっかり通り過ぎる所だったでぇ。金出大日堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文
 最後の札所で「結願」場所です。

 ケジメとして曲を失敗したくない気持ちが有り、どうかな?・・と一抹の不安も有ったが、自分を信じて吹いたら間違わず、まあまあの合格点で吹けたと思う。

 次いで「手向」も最後なので吹きました。金出大日堂、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 ベンチ(一番下の写真)に座って日向ぼっこしながらモクをふかし、「結願」の感激?を味わいました。

 どこの霊場を巡っても「結願」時には「これで終わったなぁ・・」と必ず思い、巡っていた時の出来事をシミジミと振り返りますねぇ。

 帰り道の小川には、最初に来た時と同じように鯉が泳いでます。(一番上の写真)

尺八修行の感想

尺八曲「産安」

 「前書き」にも書きましたが、尺八曲「産安」の暗譜をして、5回のうち4回は間違えずに吹けるようになったところで、篠栗霊場で吹き巡ると曲想等がどれ位変化するかと思いました。

 巡り初めての最初の頃は、暗譜が完全でなかったので、かなりゴマカシ・失敗が大部分有り、それに加えて歩き疲れのため、最後の札所付近の頃には尺八の音も出にくかった。

疲れ

 篠栗霊場は短い距離で多数の寺があり、1日平均17寺ほど巡りました。

 平地ならばそれほどでもないですが、山登りがあると相当疲れてしまい、座ってゆっくり休むのは昼飯の時だけです。金出大日堂・お休み処、歩き遍路「篠栗88ケ所」紀行文

 歩き疲れながらも、札所に着けば直ぐに尺八を吹き・・また歩き始め・・・一日中ほとんど歩き・立ちっぱなし・・・の状態で、のんびりと座って休むヒマが有りません。

 ちなみに「産安」を吹くのに10分ほどかかり、単純に10分×17寺=170分・・約3時間。
 一日に約3時間、尺八を吹き続けながら歩いた事になります。

 遍路の半ば頃、よおやく暗譜が完全になりかかりましたが、それでも疲れてると間違って失敗し、そおいう場合は、たいてい午後からの疲れている時です。

吹奏の失敗

 失敗しちまうと、もんのすごく心理的苦痛が大きく、今までやってきた事が、これで「無」になっちまったという感じです。

 これだけ何回も吹いてるのに、まだ間違うなんて・・と自分のアタマの悪さに嫌気がさします。

 吹き慣れている「手向」ならば、何も考えずに吹けますが、「産安」は「次は、こおだった・・」と思い出しながら吹かねばならず「アタマの中で、考えながら曲を吹いてる」状態でした。

 よっぽど「産安」を止めて、他の短い曲か「手向」にしようか・・と、「逃げ」をチラッと思い浮かべた事も時々・・・いや、失敗する毎に思いました、コンジョナシなモンで・・・

 しかし間違っても良い、その疲れている時に吹くことが修行で、何かを掴めるかもしれん・・と思い、最後にどんな結果が表れるのか確かたかったので、その後も「産安」一曲を吹き続けましたが、続けて良かったと思います。

修行成果

 最終日になって、わかったのが、平凡な「力まず」「腹に力を入れる」という基本的な事の再確認でしたが・・それが一番重要な事だと思います。

 最終日の前日夕刻のキツサを経験して、その翌日はホンマに「あれっ?・・何故か一皮剥けた。」と思いました。

 あのキツサが無かったら、この平凡な基本事項を再確認出来ただろうか?と思い、良い経験をしました。

 これにて篠栗88箇所霊場記は完了します。

 御笑読、ありがとうございました。
 引き続き、他の霊場紀行文等を御笑読頂ければ幸いです。  m(_ _)m ハハアァァァァ・・

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