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                「国東六郷満山」地図
    巡礼日 2012.11.9     掲載日 2013.12.2

国東の昔話

22番「清浄光寺」

 22番「清浄光寺」の場所も不正確だったので、慎重に車を進めました。

 あんまりにも、それらしい寺が無いので、近くの人家に入って行く運送屋のアンチャンに聞いたが「わからん」と言います。清浄光寺、国東「六郷満山霊場」紀行文

 礼を言って分かれ、そのまま少し行った所でタンボの中に鳥居が見え、山の麓に有る家に地蔵さんと法輪塔が見えました。

 それが見えなかったら、付近の人家と変わらなかったので通り過ぎちまい泣いてたと思う。

 「峰の下」バス停で時刻表を見ると、時間的にバスも来ないようなので、そこに車を置いて「清浄光寺」へ行きました。

 清浄光寺・仁王、国東「六郷満山霊場」紀行文       清浄光寺・入口、国東「六郷満山霊場」紀行文        清浄光寺・仁王、国東「六郷満山霊場」紀行文

 石垣の白壁が剥がれて痛んでおり、古さと無住を感じさせます。(一番上の写真)

 それでも国東半島に多く見られる特徴である仁王さんが、階段脇に勇ましくガンバッテいました。

 清浄光寺・本堂、国東「六郷満山霊場」紀行文    清浄光寺・渡り廊下、国東「六郷満山霊場」紀行文    清浄光寺・境内、国東「六郷満山霊場」紀行文
     清浄光寺、国東「六郷満山霊場」紀行文      清浄光寺・欄間、国東「六郷満山霊場」紀行文

重野岩窟仏

 次ぎの12番札所「弥勒寺」へ行く前に、スーパで昼飯用の弁当を買いました。

 ここら付近のスーパーでは、弁当を買うと味噌汁をオマケにくれるところが多いよおです。

 途中に「重野岩窟仏」の看板が有ったので、ついでに見に行くと、岩窟は深くはないが、ズラッ〜・・と石仏が並んでおり、羅漢さんだそうな。

重野岩窟仏、国東「六郷満山霊場」紀行文  重野岩窟仏・内部、国東「六郷満山霊場」紀行文  重野岩窟仏・羅漢、国東「六郷満山霊場」紀行文

昔話

 「重野岩窟仏」付近を流れる川の側に看板が立っており、昔話が書いてあります。

 それが一つだけでなく、そこら付近に一杯立っており、ヒマなもんだから口を空けて次々に読んでみました。重野岩窟仏近くの昔話、国東「六郷満山霊場」紀行文

 こおいう風に近郷の昔話を紹介してくれるのは、初めてこの地を旅行する者にすれば面白くて良いと思う。

 σ(*_*)がお役所のエライ人だったら、これを提案した人には表彰状をあげちゃうなぁ。

「川端地蔵とやせだの話」

 昔、牛馬が疫病で次々に死んだので、河原に集めて殺したそうな。
 それから、夜になると「やせ馬」が悲しそうに鳴くので、地蔵さんをたてたそうです。

「白丸峠の白狐の大芝居の話」

 これは・・狐がバアさんをダマした・・という、良く有る話しです。

「太郎天と湯原の湯の話」

 エライ祭官さんが安産を祈ったら、岩窪から湯が出た。
 それが、この付近の「湯原」温泉の発祥・・という話しかな。

「霧島つつじと白丸城の話」

 武者修行していた若い武士が、この地に落ちつき、付近の天狗をやっつけました。

 その後、村の娘と結婚して白丸城を築き、シアワセな日々を過ごしましたとさ・・

 ところが、あぁたぁ・・突然に大友軍が攻め込んじまって落城しちゃい、その屋敷跡に霧島つつじが、今も咲き誇るそうです・・カワイソーでんなぁ。

「おべん柿の話」

 小汚い坊主が村に来て水を求めたので、「おべんさん」と言われてたバサマが冷たい水をあげました。

 小汚い坊さんは、お礼に3粒の種をバアさんに渡して、どっかへ行っちゃいました。
 きっと、どこかで拾い食いした柿の種だったのでしょう。

 種を植えると、たくさんの柿が稔り、これが「おべん柿」と名付けられたそうです。

「ぶすの話」

 まぁ・・これはトンチ話みたいもんですかねぇ・・

12番「弥勒寺」

 弥勒寺、国東「六郷満山霊場」紀行文  弥勒寺、国東「六郷満山霊場」紀行文  弥勒寺、国東「六郷満山霊場」紀行文
弥勒寺・しゃもじ、国東「六郷満山霊場」紀行文
 12番「弥勒寺」は道端から離れた、鳥居の側に有る小さな堂でした。

 堂内の壁には、何の云われが有るのか、大きなスリコギ?とシャモジが掛けてあります。

 欄間は「流水」で統一されており、アッサリしたデザインながらも古さを感じます。

    弥勒寺・欄間、国東「六郷満山霊場」紀行文    弥勒寺・欄間、国東「六郷満山霊場」紀行文

 天井を見ると、木の節目を利用してあります。

 建築関係では、木の節目を避けるように使われてるのが多いのですが、ううむうぅぅ・・それを逆手に取って、このように節目を利用した天井は、今まで見た事が無い。弥勒寺・天井、国東「六郷満山霊場」紀行文

 これを考えた人は、エライッ!!
 なかなか味の有る天井だと思います。

 後日「イザベラ・バードの道」をたどった旅行時に、新潟・関川村「渡辺邸」にも木の節目を利用した天井がありました。

三社権現

 側の広場には五輪塔が並んでおり、堂横の階段を上がると岩窟に「三社権現」の祠がありました。

     三社権現、国東「六郷満山霊場」紀行文         三社権現、国東「六郷満山霊場」紀行文
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