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巡礼日 2014.11.18        掲載日 2015. 3.10


「田子」の風習と「タイルの路地」

田子瀬浜海岸田子瀬海岸、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 「燈明ケ崎」遊歩道を港へ下り、砂利浜が見え「田子瀬浜海岸」と言うらしい。

 砂利浜の先に小さく石仏が見えたので、あそこから岬を一回り出来るのかな?と思って行ってみると行き止まりで、失礼ながら石仏もあんまり大した事がない。田子瀬海岸・石仏、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 船揚場より造船所を通り、テクテク・・と歩いてると、山側に金網が張ってあり「ゴミ箱か?」と思ったら、横の看板に「「震洋」格納洞窟」と書いてあります。

 へえぇぇ・・ここにも「震洋」の基地が有ったのかぁ。

 道路拡張のため、だいぶ格納洞窟が潰されたらしく、金網は中に入れないようにするためでした。
  田子瀬、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文      田子瀬・「震洋」格納庫、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文 田子瀬・「震洋」格納庫洞窟内、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文
 「田子」の街並みを歩いてると水門が有り、大した事が無いと思ったが、パンフレットを見ると「スーパーデッキ(潮騒の塔)」と書いてあります。田子・スーパーデッキ「潮騒の塔」、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 水門の上から展望できるようにしてあり、夜にはライトアップされるそうな。

 ううむうぅぅ・・これまた失礼ながら、看板とかパンフレットに書いてなかったら、初めて見た人は単なる水門・・としか思わんだろなぁ。

9番「正法院」

 「田子」の町を海岸沿いに歩き、「伊豆国横道33観音霊場」巡り最初の9番札所「正法寺」へ向かいました。伊豆横道33観音 地図

 ちっこいトンネルを抜けた頃、越後屋が
「おでぇかんさまぁ・・9番札所は、さっき有った郵便局の所から行くのでないかい?」と言い始めます。

 
「なにを寝ボケた事を言うか・・σ(*_*)の地図には、もう少し先の方が札所になっとる。」
 
「そんな事、言っても・・ほれ見てみろ。」

 差し出されたパンフレットには、確かにそのようになっており、よぉ~見比べてみると・・・あららっ・・・σ(*_*)が地図に印を付けた位置が間違っていた。正法院、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 越後屋、すまん!!・・・σ(*_*)が全般的に悪かった。
 
「ほれ見たことか・・」という勝ち誇った顔の越後屋・・・

 どっ・・と疲れが出て、元来た道を戻りました。

 9番札所「正法院」に着き、本堂の戸を開けようとしたが、開かなかったので外で参拝の準備していると、トッツアンが来て
「開くよ(アッサリ)。」

 もう一度、戸を開けてみると今度は何とか開き、押す力が足りなかったようです。

 すんまへん・・最近は尺八より重い物を持った事が無く、しかも気弱な性格なもんでして・・正法院・入口、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 本堂内に入って参拝していると、先ほどのトッツアンと連れのオバハン5人ほどが、ドカドカと入って来て、本尊の裏に有るらしい位牌の部屋へ行きました。

 参拝が終わって尺八の手入れしていると、トッツアンが
「いい音ですね。」と誉めてくれましたが、自分の採点では疲れているので60点くらいの出来なんだけど・・

 オバハン達も口々に
「ありがとうございました」と言いながら本堂から出ていきます。

「田子」の風習

 尺八の手入れを続けていると、トッツアンと越後屋が話をしており後で聞いてみると・・正法院・本堂、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 ここ「田子」だけの風習だが、人が亡くなった時は49日間、この寺の六地蔵に線香・灯明をあげて、本堂に毎日参りに来る習わしが有る。

 おぉぉ・・そお言えば本堂から出てきたら、境内の六地蔵にお参りしており、えらい信心深いなぁ・・と思ってたが、そおいう風習のためだったのか・・。正法院・六地蔵、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 参拝は7の付く日だけは、午前に参拝し、他の日は午後でも良い。
 ここは漁師町なので、神仏にスガルだけしか出来ないためだ。


 へえぇぇ・・これも道を間違えたから、このような話しを聞けたのであり、迷わずにこの寺へ来ていたならば、トッツアン達とも出会わず、そのような風習が有る事も知らずにいたと思う。

タイルの路地

 越後屋とそんな話しをしながら次の札所へ行く時、横の狭い路地にタイル絵が貼ってあるのが見えました。(一番上の写真)田子・タイルの路地、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 こんな人があまり通らない狭い道よりも、もっと大きい道にタイルを貼っておけば良いのにぃ・・と思ったら、パンフレットに「タイルの路地」として紹介されており、小学生が描いた物らしい。

 歩いてると途中の路地にもタイルが貼ってあり、小学生にしては絵にリアル感が有り、色も明るく上手だと思う。田子・コンクリ壁の芸術、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 歩いてるとトンネル前の壁に、月とか象形文字のような模様が描いてあります。

 最初は落書きか?と思ったが、わざわざ描いたようで、これも遊び心が有りアイデア賞もんだと思い、「田子」の町は芸術に理解が有るよおですねぇ。

8番「円成寺」

 つぎの札所「円成寺」へ「田子」の町外れから山方向へ行くと、「この先行き止まり」の看板が有ります。

 え・・車だけが行き止まりで、人は通れるのじゃないの?・・・と疑いながら、そのままに行ってみるとホンマに行き止まりでした。田子・円成寺へ、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 幸いバサマが居たので尋ねてみると、
「戻って下の所に有る道を行くのだ」と教えてくれました。

 先程の「行き止まり」看板まで戻りましたが、ホンマにこの道で良いのかなぁ・・なんとなく他人の家へ行きそうだが・・、

 もっと向こうにも道が見え、その道なのかよぉ~わからん。

 ちょうど郵便配達の人が来たので聞いてみると、この道が正解でした。
 田子の街並み・円成寺より、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文  田子・円成寺入口、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文  田子・円成寺本堂、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文
 かなり急坂をエッチラ・オッチラ・・と歩いてくと札所「円成寺」に着き、振り返ると「田子」の街並みが夕暮れに染まっており、境内では大工さんが仕事していました。田子・円成寺・これは何?、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 本堂の扉が開いたので中に入ると、ダルマさん像の隣に、どこか東南アジア国の皇太子のような像が置いてあります。

 これは何じゃろ?・・失礼ながら、あんまりアリガタそうな物でないような気がするが、だれか知っていたら教えてね。

 欄間に龍の絵が4枚飾ってあり、その裏を見ると鳳凰がやっぱり4枚描いてありました。

 なかなかの作品であり、古い物のような気がする。
田子・円成寺・龍、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文 田子・円成寺・鳳凰、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文
 参拝が終わって、バス停で30分ほど口を空けてバスを待ち、車が置いてある「堂ヶ島」まで戻りました、
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