富岡観音と「大志」を持つ者/会津33観音霊場
大光寺供養塔
農道を突っ走って「福光」集落付近から、先ほど行った高倉観音が有る「丸山」が見え、そこからは山半分が切り崩されている様子がわかります。
「藤家」集落に入り、領家観音の有る集落もこの付近なので、この辺に領家観音のお堂が有るかもしれん・・と思いながら探しながら自転車で走りました。
すると道端に、それらしい看板が出てたので、おぉぉ見つかった・・と喜んで人家の路地へ喜んで行ってみると、観音堂ではなく墓場みたい所へ来ちまった。
そこの案内看板を見ると「大光寺供養塔」と書いてあり、あちゃぁ・・・別にここへ来たかったわけでもないんだけれどなぁ。
まぁ・・せっかく来たんだから・・と入ってみました。
板で囲ったような広い小屋があり、中にはストンサークルのように大きな石を中心に、やや小さい石が置いてあります。
中央の石には案内看板に書いてあった梵字らしき物は見えたが、他の周りの石は、形も崩れていて何かよぉ~わからんかった。
領家観音
再び車道にもどり、しばらく行って「領家」集落に入りました。
この辺かなぁ・・と思いながら、フラフラと探しながら行くと、やっと観音堂を見つけました。
会津三十三観音霊場25番札所「領家観音堂」の看板もしっかり出ていました。
富岡観音
「領家」集落から少し行くと、すぐに会津三十三観音「26番 富岡観音」が有ります。
こちらは山門も備えており、中にはホコリを被った黒い仁王さんもいます。
本堂の奉納額に「韓信の股くぐり」の絵が飾ってあり、これには「大志を抱く者は、チッポケな恥辱を耐えなければアカン」という故事が有るらしいですなぁ。
そおいえば日本にも忠臣蔵で、神崎与五郎という人が江戸へ向かう途中、箱根で馬子から言い掛かりを付けられて、侘証文は書かされるわ・・股くぐりまでさせられるわ・・と、ドエレエ目に遭いながら本願達成のためにガマンしたというエライ人も居ました。
もっとも、こっちの方は史実かどうかわからんが・・・
σ(*_*)なんか、「大志」と言うもんは全然無く、気弱で「コンジョ無し」なもんだから、脅されたら何でも言われるまま「はいはい」と従うと思い、「安木節を踊れ」と言われたら踊りはよぉ~知らんが、ザブトン持って、それらしく踊るかもしれん。
夕方の4時なので、今日はここまでとして「会津高田」へ向かいました。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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