会津ころり三観音「鳥追観音」と隠れ三猿/会津33観音霊場
「鳥追観音」は、「会津ころり三観音」の一つで、巡礼最終日に車で寄り、場所的には一番最初に行った
「大山岐神社」へ行く途中に有ります。
堂の入口には「左甚五郎 作風 登り龍 降り龍」と立て看板あり、側の柱に龍の彫物がしてあり、ここの彫刻は、じっくり見るとスゴイでんなぁ。
隠れ三猿
この「鳥追観音」には 「隠れ三猿」と言って、観音堂周囲の彫刻の中で三匹の猿を見つければ、何かええ事があるらしいが、σ(*_*)は、二匹しか見つけれなかった。
皆の衆は、上に掲載した4枚の写真から、猿がどこに隠れてるかわかりまっか?、写りが悪いから、あんまりよお~わからんかもしれまへんが・・・
三匹見つけれると、宝くじが当たるとか・・キレイなネーチャンと会えるとか・・たぶん、そんな風な、良い事が有ると思います。
三つの入口
本堂入口(東口)から入って西側の出口から出ると極楽浄土になる・・とか書いてありますが、本尊さん正面にも出入り口が有り、そこは「表口」と書いてあるので、計3カ所の出入り口があります。
で・・間違って「表口」の所から出ちまったり、入ったりしたら極楽へ行けんのじゃろか?
そこら辺の事は、解説してなかったので、よぉ~わかりまへん。
たぶん何ともないと思うし、叱られんと思うが・・・・
鳥追観音
堂内では部屋の中へ入って、親しく観音さんの身近へ寄れるようです。
一応断りを入れようと思ったのですが、お守り売りの番人さんが居ないので、勝手にツッカケを脱いで赤い毛氈へ上がりました。
この寺で会津三十三観音霊場巡りが最後なので、尺八を二曲吹きました。
だれも堂内まで入らないと思ってたんですが、参拝中だれかが横に座り本尊さんに手を合わせてました。
参拝後、そのまま毛氈の上で尺八の手入れをし始めると、本尊さんの裏から若い坊さんが出てきて、お守り売場へ戻って行きます。
ヒョットしたら、鳥追観音さんの裏でサボッていたのですが、σ(*_*)が尺八吹き始めたもんだから出るに出られず、そのままそこで聞いてたのかもしれまへん。
観音堂を出ると、越後屋が来て
「さっき、あんたが尺八吹いてた時、道を挟んだ向こう側の食堂からオババが出て来て、境内の売店の人に「何か音が聞こえるね」と言ったら「笛を吹いてるんだろう」と言ってたよ。」
ほほおぉぉ・・・道を隔てた向こう側まで、尺八の音が聞こえたのか・・・ 吹いてる時は、そんなに大きい音でもなかったような気がしたが・・
ちなみに「ころり三観音」の特徴?である「抱き柱」は、鳥追観音では堂内に有ったらしいですが、σ(*_*)は尺八を吹いてたので柱の事は、すっかり忘れちまってました。
「会津三十三観音霊場」は、これにて完了しました。
完
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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