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 岩井寺・境内、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文 巡礼日 2014.5.25   掲載日 2015.2.8


33番「岩井寺」の旧参道/遠江33観音霊場記

岩井寺への標識、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文       岩井寺への標識、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文       岩井寺・車道、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文

 そろそろ遠江33観音霊場の最終札所・33番「岩井寺」へ行く、細い道が有るはずだが・・と思って自転車を漕いでました。岩井寺車道、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文

 そこへ回覧版を持ったオババが歩いてたので聞いてみると、すぐそこの道で「岩井寺」への看板が有りました。

 山麓を周り、車1台が通れるほどの道を行くと、かなり急坂で、ゲッ!!・・・・

 自転車を下りて少し押し歩きましたが先が長いと思い、途中の墓が有る所で自転車を置き歩いて上がりました。

 歩いてる途中で、これは「岩井寺」へ行く参道では?・・と思う細い山道が有りましたが、通れるかわからないので、そのまま車道を歩いて行くと赤い山門が見え33番「岩井寺」に到着。

岩井寺入口、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文    岩井寺山門、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文     岩井寺本堂、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文
岩井寺観音堂、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文    岩井寺・鐘楼、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文     岩井寺山門。観音堂より、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文

 「岩井寺」山門の前で「草刈りが、どうの・・・」と話してる住職らしい人に挨拶をして、山門横の高台に有る堂の事を聞いてみると、それが札所の観音堂で、なかなか古風な感じをしており最後の結願寺にふさわしい。岩井寺観音堂、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文

 観音堂・境内へ上がってみると鐘楼と思われる所に鐘は無く、代わりに地蔵さん一つポツンとサミシそうに居て、その前に塩袋が置いてあります。

 観音堂の前にも「食塩」と書いてある封が切ってない袋が置いて有ったので、ここは真言宗系統かな?。岩井寺・観音堂内、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文

 境内からは先程の赤い山門が、木立の中で映えて見えます。

 観音堂内に入ると、正面の格子に「今滝寺」と同じような布切れが付いてました。

 安産祈願の場だしぃ・・遠江33観音霊場の最後の札所だしぃ・・と思い、無事結願した感謝の意も込めて、いつも尺八参拝している「手向」の他に「産安」も吹きました。

岩井寺・旧参道入口、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文 岩井寺・旧参道、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文 岩井寺・旧参道、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文岩井寺・旧参道、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文
岩井寺・旧参道、自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文
 参拝後に帰る時、観音堂へ上がる階段付近が、上がって来る時に見た「参道」のように思えたので歩いてみました。

 入口付近は草が茂ってますが歩けない事は無く、車道がすぐ下に見えます。

 けっこう枯れ草が溜まり、草も生えてますが道筋はわかり、あっさりと車道へ出ました。自転車で巡った「遠江33観音霊場」紀行文

 参道は距離的にも車道を歩くよりも短いのですが、今の車時代では歩いて上がって来る人は少ないじゃろなぁ・・いや、ほとんど居ないかもしれない。

 しかし、せっかくだから看板くらいは設置して、軽く落ち葉を掃除しておけば、σ(*_*)のような物好きが居て歩く人がいると思うのだが・・。

 以上で自転車で巡った「遠江33観音霊場」巡りは全て終わり、菊川市へ向かって帰りました。


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  他の遍路・巡礼の紀行文も、御笑読ください。


 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます



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