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2019/3/28巡礼
竹生島岸壁で船を下りた所から見える範囲だけが歩いて行ける場所で、竹生島全体をウロつけるわけでなく、そんな遊歩道なんかも有りません。
土産店を過ぎた所に料金所が有り400円払わないアカンよおで、船代も高かったがこの世は銭ですなぁ。
鳥居の有る階段から白衣を着た巡礼の団体が、鈴をチリチリ言わせながら降りて来て、いつの間に、こんなに沢山の人が竹生島に来ていたんじゃ。
西国33観音霊場第30番札所「宝巌寺」本堂に弁財天が有ったので、どうしょうかなぁ・・と思ったが芸術関係の仏さんなので尺八参拝をする事にした。
本堂内には参拝客がウロチョロしているので、どこで尺八を吹こうかと思って場所を探し、最初は本堂内の後ろ縁っこでやろおと思ったが、右端前に「大弁天特別祈願」の看板の有る古びた仏さんの所に人が居なくなったのでそこで尺八を吹いた。
尺八の出来具合は、どおかな・・と思ったら、松尾寺よりも音の出足が少し悪かったが大きな失敗はなく、越後屋に聞くとやはり最初の出足が弱かったと言う。
尺八の手入れをしてると近くのお守り打ってるトッツアンが、尺八を誉めて「どれ位(期間)吹いてるのか」と聞いてきた。
土産物の箸を見ていると、別のトッツアンがやはり尺八を誉めてくれ、自分も昔トランペットをやっていたと言い、尺八の低音がもんのすごく良かったという。
本堂内の写真を撮って良いか聞くとOKだった。
本堂を出て歩いてると「観音奉安殿」というチッコイ堂があり、ん?・・これが観音堂なの?
この前で尺八参拝するには人通りが有るし、ちと恥ずかしいなぁ・・と思い、それにしてもこれだけ有名所の札所なのに、ずいぶんチッコイ観音堂だなぁ。
パンフレットの地図を見ると「唐門」を過ぎた所に「観音堂」が記載されていた。
で・・「唐門」へ行ってみるとシートが掛かっていて工事中でねぇか、ゴラァ~・・そんなの聞いてなかったぞぉ・・ワアァ~ン金返せぇ。
工事中の「唐門」へ入ったがシートしか見えず、全然面白くない。
「観音堂」も狭い周囲をベニヤ板で囲まれており、これまた全くアリガタミが無い。
「観音堂」周囲゛工事現場みたい所だったので、本堂で尺八参拝をやったから、よっぽどここは省略しようかと思ったが、蝋燭立て近くで尺八を吹いた。
賽銭箱付近でジサマが珍しく経を唱えており、尺八が終わった時に待ってたように会釈してくれました。
帰りの船が出る20分ほど前に岸壁に戻ると、他航路の船も発着しており、けっこう繁盛しているよおです。
帰りの船は、朝一緒に乗った客の2/3ほどしか乗ってなく、他航路で本土へ向かったのかな?。
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現在「西国33観音霊場」巡礼は、ここまでしか来ていません。
続きを巡礼しましたら再びアップしますので、それまで他霊場・紀行文を御笑読ください。
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