HOME > 尺八関係「目次」 > 尺八曲・三曲の音源動画「目次」 > 2 筝曲「四季の調」
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「四季の遊」とか「四季の眺め」という曲は知っていましたが、恥ずかしながら、この「四季の調」という曲は知りませんでした。
山田流の琴の先生から「今度「四季の調」をやるのでお願いします」と言われ、急いでネット内を駆けずり回って「四季の調」の楽譜を探したが無い・・おまけに音源も全く見つからない。
琴の先生に楽譜が見つからなかったので、「四季の調」には尺八譜が有るのか問い合わせてみると、「昔、尺八と合奏した事が有るが、今は尺八譜を手に入れる事はできない。
どうしても楽譜が手に入らなければ尺八無しで演奏する。」と言われました。
ううむうぅ・・せっかくなので、何としてでも尺八の楽譜を手に入れたかったので、生田流の大先生に何とかならないかと相談しました。
さすが大先生・・伝手をたどって琴古流の楽譜を手に入れてくれました・・おぉぉ、やっぱり尺八譜は有るのだ。
琴古流譜も何とか読めるだろおと思って、都山流譜に書き直してみましたが、思った以上に・・よぉ~わからん。
琴古譜の横に汚い字で都山譜を書込みましたが、どうも拍子というか、何かが変な気がして、ホンマに合っているのか自信が無い。
そのうち山田流の先生に実際に演奏してもらって録音し、ついでに琴譜のコピーも頂戴しました。
演奏を聞きながら琴譜の横に同じく汚い字で、都山譜を書込みましたが、どおしても「秋」の終わり付近で拍子の勘定が合わない。
これはもう時間が無いので、その部分箇所だけは尺八を吹かない事を了解をしてもらい、新しく都山譜に書き直しました。
たぶん楽譜の間違いも多々有ると思います・・いや、絶対に一杯間違ってので、このような曲だと思って参考にして頂ければ幸いです。
少し話は変わりますが、某演奏会で琴古流の人が「都山流」譜で「ひぐらし」を演奏したのを聞いた事があります
何で分かったかというと、控えの席で演奏者する人が持っている楽譜内部がチラッと見えました。
演奏を聞いてみると、失礼ながら尺八は琴と合わせられずメチャクチャで、演奏中に琴の先生が尺八の方をチラッと見た意味もわかりました。
たぶん琴古流譜に「ひぐらし」の曲が無かったのか、有ったとしても楽譜が手に入らなかったので都山流譜で何とか演奏しようと思ったのでしょう。
私もこの「四季の調」の時に、そのまま「琴古流」譜で吹いたら、同じように琴の先生がチラッとどころかジロリと睨みつけられて、以後お呼びが掛からず相手にされなかったかもしれません。
なお、念のために言いますが琴古流の人が下手だとか何とかだと言いたいわけではなく、あくまで他流派の楽譜で演奏するのは難しいという事を言いたいので、そこん所は誤解無きように・・・。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八曲「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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