岩手県の廃校「衣川小学校・大森分校」へ行き写真を撮っていると、人が来て学校の玄関を開けたので中へ入らせてもらいました。
聞いてみると、今日はこれから農協の集まりが有るらしい。
人が集まるまで校内を案内してくれ、廊下に大きな顔写真の人が飾ってあり、聞いてみると「「子育てごっこ」作者の「三好京三」氏で、あいにく資料室の鍵は忘れて来たので入れない。」と言います。
「三好京三」という人は知らなかったが、「子育てごっこ」の映画は見たような気がして題名だけは知ってました。
「夫婦で２０年間この学校に先生として赴任して住み、「子育てごっこ」は実話を元にして作られた。」
廊下に漢字を書いた紙が針金に吊るしてあり「漢字の関所」と書いてあるので聞いてみると「この紙を学校中に貼って、毎朝生徒が登校したら、それを全部読むのに走り回らせた物で、当時のままの物だ。」
これを書いてる時に「子育てごっこ」の動画を探して見ると、やはり昔見た加藤剛・栗原小巻・出演の映画でした。
案内されて学校へ入り玄関正面の鏡を見た時は、失礼ながら分校には不似合いと思われるハイカラな鏡が有り、だれか中国へ行った時の土産にもらったのかな・・と思ってました
しかし映画を見ると、この鏡の前で男先生が何か言ってるシーンが有り、初めて映画ロケ道具に使われた物だとわかりました。
あいにく教室部分は、これから会合が有るので見せてもらえませんでしたが、体育館には入れて生徒作品が飾ってあります。
この時には映画シーンを忘れてましたが、体育館で生徒が扇子を持って踊ってたシーンが有り、今改めて生徒作品を見ると、ああ・・これがあの時の踊りかと思った。
「子育てごっこ」の学校とは知らず、また偶然にも学校内へ入れ案内してもらいラッキーでした。
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