HOME > 全国の木造校舎 > 鳥取県「目次」 > 鳥取-08 南小学校・福山分校
所 在 地 鳥取県東伯郡三朝町福山
撮影年月日 2019/8/7
鳥取県の廃校「南小学校・福山分校」は、県道脇に有りブランコ遊具が有ったので学校とわかりました。(写真では「鉄棒」と間違って書いて有ります、すみません。)
そのブランコが無かったら、単なる倉庫かと思っただろなぁ。
玄関入口には、風雨で晒されて読めないほどで単なる板かと思う位になっている福山分校看板が架かってます、
分校敷地内と思われる所に木造建物が一つ建っており、学校建物の一つかと思ったのですが、雰囲気的に物置小屋で、後でわかったのですが、やはり学校施設では無かったよおです。
福山分校内を拝見すると、玄関内正面に「行事予定」黒板が有り、閉校時の予定が書かれていたよおですが、惜しい事に大分消されています。
それでも平成3年に閉校したのがわかり、その左備考欄には平成13年に卒業生が来た書込みが有りました。
体育館へ行く廊下に、「分校のれきし」と書いた大きい紙が貼ってあり、生徒が作ったのでしょう。
それによると(歴史・概略)
明治時代 ぼくの家の牛小屋の所に学校があった。
大正4年 台風で一番古い学校が壊れ、数軒の家が離れたりしたので空き家を仮学校にした。
大正8年 山の上にある「ふどうさん」に分校が建った
昭和30年 今の分校が建ち、児童は10人以上いた。
「分校のれきし」に学校の配置図も描いてあり、前の学校位置は、県道を挟んだ向こう側に有ったのかと思ってましたが、これを書いてる時に改めて良く見ると、校舎の裏側の山に有ったよおです。
グラントも県道と校舎の間だと思ってましたが、校舎裏側に有ったよおで、今は簡易アンテナ施設になっていたのでわからなかった。
この配置図に、先程見た敷地内の木造倉庫と思われる建物が書いてないので、学校施設ではないと推測しました。
この生徒作品の「分校のれきし」が残っていたので、当時の学校の様子が良くわかります。
体育館を拝見すると、昔の消防ポンプが置いてありました。
教室内を拝見すると、生徒作品や「県内唯一のミニ学校」の新聞記事が貼ってあり、これを見ると平成3年に廃校ではなく休校になったよおです。
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