HOME > ピアノ目次 >18-ピアノ独学3年目の成果/100回練習
ネットを見ると、ピアノ教室で生徒に「100回、同じ箇所を弾きなさい」と指導しているのがあり、いわゆる部分練習で、確かに100回も部分練習すれば、スラスラと指が覚えて動くと思います。
そこで自分も試しにある程度の部分練習をして、ポツポツと全体が弾けるようになってから、曲を100回通して弾く練習をしました。
やってみると、だいたい50回ほど弾くと、わりとスムーズに弾けるようになり、80回位からは曲が楽しめるようになりました。
今までは適当に、これ位弾ければ良いかな・・と思って特に目的も無く次の曲へ移ったのですが、100回練習という目標が出来たので、それをこなしてから次の曲に移ったので、その曲で得るべき技術をかなり練習できたと思います。
グノーの「アベ・マリア」を練習している時、どうしてもメロディラインとアルペジオの伴奏を同じ強さに弾いてしまい、メロディが目立ちません。
どうしたもんかと独学の哀しさ、ネットに救いを求めると、ちゃんと「メロディライン」を浮き立たせる動画が有り、良い時代になりましたねぇ。
早い話が「伴奏は指を鍵盤に付けてから弾く」、「メロディは指を立てて弾く」の違いでした。この書き方では、うまく伝わらないかもしれませんが・・指の押しの強さです。
やってみると、ちゃんとメロディラインが浮き立ちました。
ピアノ教室で習ってる人ならば、先生が早くから教えてくれていたと思います。
「フランスの古い歌」の中に「スタッカット」の部分があり、「スタッカット」なんて物は、単に短く強く弾けば良いのだろおと思ってました。
ネットで「フランスの古い歌」を小さい子が弾いてるのを聞いて、スッカットの切れが、もんのすごく鋭いのに気付いて、これまた「スタッカット」の弾き方をネットの動画で調べました。
やはり今までやっていたような、指で叩くように弾くのではダメでした。
「鍵盤に指を置いて、アチチチ・・・というように指をパッと離す」というのが、正解らしく、やってみると確かに鋭い切れが有るように思います。
御存知のように12の変奏曲からなっており、一つの変奏曲毎に100回弾きました。
10番目の変奏曲までコンジョ出して弾き続けましたが、11・12番目は止めました。
なんせ装飾音符があり、それのやり方が、よぉ~わからんからです。
ピアノ教室だったら、すぐに教えてもらえるのでしょうが、今の私にとっては独学の限界でした。
2024.1.24 記
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。