2011.4.12旅行 2012.3.6掲載
朝8時頃、古座駅を出発。
旧道を歩き「原町の小堂」前を通った時、線香置き場かな?・・そこの窪みにチッコイ熊さんのヌイグルミが置いてあります。
そこらに落ちていたのを、だれかが拾って置いたのか、わかりませんが、なんとも言えずカワイくて思わず微笑んでしまった。
しばらく熊野古道・大辺路の「古座」旧道を歩きましたが、家並が続くだけで、あまり面白くないので海岸沿いの国道に出て歩きました。
「伊串漁港」付近から、遠くに橋杭岩がズラズラと海沖に向かって、立ち並んでるのが見えます。
「姫」付近の国道沿いにホームセンターが有り、そこの海辺寄りの片隅に荷物を置いて一休み。
勝手に休ませてもらっていながらモンク垂れるのもアレですが・・ちとホームセンターの建物が大きく目立ち過ぎるので、この建物が無かったら、国道から橋杭岩に向かって良い写真が撮れると思うのだがなぁ・・すんまへん。
橋杭岩へは前日に車で行っており、間近で写真を撮って岩場も散策してます。
ホームセンターの道路対面側に、踏切と地蔵さんが有り「澤信坊の道標地蔵」と言うそうで、熊野古道・大辺路はその踏切を渡っていきます。
踏切を渡ると緩やかな上がり坂になっており、上がって行く途中で一カ所だけ橋杭岩が見える場所がありました。
その先も見える場所が有るかなぁ・・と思ってたましたが木々にジャマされて、ほとんど見えません。
途中に展望所の案内看板が有りましたが、付近には樹木が茂っており、果たして展望所へ行っても海が見えるか不安なので行かなかった。
坂道を上ると、その後はノンビリとしたタンボ道をテクテク・・・道の周囲はタンボで、車1台が通れる道幅です。
しかし、良くまぁ・・こんな細い曲がりくねった道を、ススッ~と軽自動車を運転して行き、見ていてもタンボに転がり落ちないかなぁ・・と心配しちまったでぇ。
夜だったら街灯もガードレールも無く、真っ暗なので、慣れない人は絶対に道から落ちると思う。
少し人家が有り、ジャリ置き場を過ぎて「くじ野川」の橋を渡った道端で一休み。
休んでいると自転車に乗って来たジサマが、付近の草むらへ入ってイタドリを採り始めました。
春先で日当たりも良く、ボケエッ~と平和にその様子を眺めていると、このまま寝転がって、ヨダレ垂らしながら昼寝したくなりますなぁ。
ジサマが話しかけて来て「どこから来た?」と、いつもの前触れより話しが始まりました。
「この付近より熊野古道・大辺路の「二色・袋平見」へ向かって山越えする道が有るらしいですが、登り口はどこでしょうか?」
「そんなもん無い(キッパリ)」
「え?・・いや・・それでも某所で手に入れた絵図面によると、地元の人達が切り開いてくれたらしいのですが・・」
「それでも無い(再びキッパリ)。以前に熊野古道が世界遺産になる時は、地元の人達が整備しとったようだが、今となってはだれもしとらん。」
フッフッフッ・・ジサマは知らないだろおが、こちとらには地元の人でも知らないような、頼りになる立派な絵図面が有るんじゃ。
ちなみに休んでいた所が舗装された山道になっており、ヒョッとすると、これがその「袋平見」への道では?と思ってたのです。
しかし「熊野古道・大辺路」の標識が無く、入口には鉄の鎖が張ってあり車両進入禁止状態になってました。
「この道はどこへ行くのでしょうか?」
「昔、ドクターヘリが発着するへりポートが有ったんじゃが、今は草ボウボウじゃ。あん?・・その先?・・あこら辺の山の中に入って行く。」と、そっけなく海とは別方向の山を指します。
その後は、聞いてもいないのに、ドクターヘリに絡んでの行政悪口を延々と・・・よっぽど、行政機関に腹立たしく苦い思いが有るのでしょうか(^O^)
しかし、何でこんな所にヘリポートを作ったのかなぁ・・何もこんな山の中に作らなくても、もおちっと病院の近くとか広い場所は無かったのじゃろおか。
帰ってネットで調べてみましたが、わからず、ジサマの勘違いかもしれん。
ジサマと分かれて「袋港」へ向かい、歩いてる途中にでも山越えする「大辺路」の看板が無いか気を付けていましたが見つからず、結局「袋平見」の道はわかりませんでした。
何となく休んでいた場所の道が、「袋平見」への山越え道だと思うが・・・だれか知ってたら教えてね。
「二色」付近でボチボチ昼頃になり、ちょうどコンビニも有り、ベンチも置いてあります。
ベンチは海岸近くのためか錆びており、座ったら「ゴテッ」と壊れそうで脚も少し曲がってます。
それでもダイジョウブだろおと思い、荷物を置いて座ってみたが壊れなかった。
コンビニで、この付近の名物らしい「さんま寿司」を買い、食時中にベンチが壊れたら恥ずかしいので、道端の縁に座って食べましたが、そっちの方も同じ位に恥ずかしかったかもしれん。
「さんま寿司」・・食べてみると、うむうぅぅ・・目をつむって何も知らないで食べたならば「サンマ」と言うよりも「しめ鯖」と間違うかもしれんなぁ。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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