福島県の木造校舎「西方小学校・大石田分校」へ行く途中、盛んに「西方街道」という標識が出ており、これを書いてる時に調べると越後から会津への「塩の道」だったらしい。
「大石田分校」のある「下居平」集落は、もうほとんど住人が居ないかと思っていたが、それなりに家屋があり住んでいるよおです。
「大石田分校」へ上がる坂道を車で行くと、ゲートボールしてたジサマ達にジロッと見られたのでバックして下がり、集落の別の場所に車を置いて分校へ行きました。
分校へ行くと、先程のジサマ・バサマ達がジロッと見られるのは覚悟しており、校舎玄関口の椅子に座っているゲートボールの役員をしてそうな一番エラソーな紙を持ったジサマに挨拶をして、分校を撮影させてくれと言うとOKしてくれました。
ついでに校舎内へ入っても良いかと聞くと、これまたアッサリOKしてくれ、言ってみるもんですねぇ。
玄関内へ入って、廊下へ行くのに靴を脱がなければアカンかなぁ・・と思ってたら、それを外から見ていたジサマが「そのまま入って良いよ」と言ってくれます。
階段脇の廊下に生徒作品が飾ってあり、卒業生作品かと思ったらどの作品も「満了児記念作品」と額縁に書いてあり、あれっ?・・保育所も併設されていた園児の作品かなぁ・・と思いました。
それにしては「べんじょ」とか「しょくいんしつ」と平仮名で書いてあり、階段手摺の壁には「平行四辺形」の漢字と形が書いてあります。
これを書いてる時に調べてみると、「大石田分校」は１年生だけで、２年生になると本校へ通っていたと当時の先生が書いた手記がネットに出ていました。
それがわかっていたら、ゲートボールをやってたジサマ・バサマに当時の事を聞いてみたのにぃ。
ネットに掲載されている「大石田分校」の写真を見ると、外側からの校舎写真がほとんどで、校舎内の写真は無いよおなので、これが本邦初公開かもしれません。
ゲートボールをしていたジサマ・バサマ達は集落に住んでる人達が集まったよおで、３組のチームに分かれて和気あいあいと笑ながらゲームを楽しでおり、皆仲が良いんだなぁとわかります。
ちなみに、この「大石田分校」は来年になると取り壊す予定だそうで「運が良かったなぁ」「来年来てたら無かったよ」と言われ、日が違っていたら校舎内も見れずホントに運が良く、ギリギリセーフでした。
編集後記------------------------------------------------------
２０２１年８～１１月に解体されたよおです。
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