岐阜県の「福地小中学校」は珍しく緑いろの木造校舎です。
で・・建物の雰囲気から名前も「福地小学校」かな・・と思ってたのですが、どおも中学校が併設されたいたらしい。
グランドと思われる一番良い場所にフレハブ小屋が設置されており、校舎全体の撮影にはジャマになるのだが・・・まぁ、こればっかりは仕方がありまへんなぁ。
校舎付近をウロついてると無人かと思ってましたが、窓越しに人が見えたので管理人が居たのだとわかりました。
窓から声を掛けて、校舎内を撮影させてもらえないかと頼むと、快く了解してくれました。
正面玄関から入ると、普通は下駄箱があって靴を脱いで校舎内に入るのですが、コンクリート地肌のままです。
各教室前には廊下が有りますが、そこまでコンクリ地肌が続いており、教室廊下の対面窓際に下駄箱が有りました。
聞いてみると、雪の時にそのまま教室近くまで入れるようにするためらしく、「スノコ」も当時のままであり、こおいう構造方式は初めて見ました。
教室内は宿泊施設にしたので畳が敷いてありましたが、なるべく当時のまま残すようにして教室の名札もそのままで、生徒作品が残してあり卒業生がそれを見て懐かしがってたそうです。
そおですわなぁ・・自分の作品が何十年も残っていたら懐かしくウレシイでしょう。
当時の落書きも残っていたらしいですが、後から来た人に落書きを書き加えられたので消してしまったらしく、惜しい事をしたですね。
校舎の色も最初から緑色だったのかと聞いてみると、最初はくすんだネズミ色だったのを緑色に塗り替えたそうです。
そおだろなぁ、ネズミ色の方が校舎らしいと思う。
パンフレットをもらい、この付近では「福地そば」という赤い花(普通は白色)が咲く「そば」を栽培して、村興しに一役かってるよおです。
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