石川県の木造校舎「岩車小学校」は、この辺だろお・・と思いながらバイクで走ってた時、あれっ・・何か学校のような雰囲気の建物が有ったなぁ・・と思って通り過ぎ、引き返したら目的の学校でした。
車道側に松葉が茂り過ぎて平屋建ての木造校舎を隠しており、体育館風建物を見て学校らしいとわかったのです。
なんせ原付バイクで能登地方の木造校舎訪問だったので、カーナビが付いてなくビシッとしたポイントがわかりません。
元グランドだったと思われる所に作業小屋が有り、話し声が聞こえたので撮影許可をもらうと「どこでも好きな所に入っても良い。学校の建物配置はH型になっており、廊下は腐ってる所が有るから気をつけてな。」と涙が出るほど嬉しいお言葉。
どこの校舎訪問へ行っても、全てこのような対応してくれたら、ホンマに涙が出るのだが・・。
「岩車小学校」周囲は中庭までは入れますが、他の外周は草が茂り過ぎていたので行きませんでした。
校舎内は、最初の部屋だけは事務室として使用しているようで、電気が点いていたので入りませんでした。
廊下を進むと数か所、雨漏りのため廊下が腐っており、うん・・確かに危ないわなぁ。
許可をくれたオッチャンが「H型配置」と言ってた校舎は、最初はどのような配置なのか想像できませんでした。
しかし、学校内へ入ってみると早い話が校舎が二棟、それに通じる廊下が二か所あるという事で、道路側から見た以上に大きい学校です。
生徒作品は、さすがに残っていませんでしたが、廊下の黒板に「体育・図書・掲示・保健・放送」各委員の掲示スペース枠が残っており、これが唯一の学校らしい物でした。
教室内はほとんど何も残っていなく、寄付されたらしい漁船の模型が一つ残っていた程度です。
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