HOME > 全国の木造校舎 > 高知県「目次」 > 高知-01 長者野小学校
所 在 地 高知県室戸市吉良川町長者野
撮影年月日 2019/7/29
木造校舎・廃校と関係無い話ですが、自分は20年ほど前、室戸に3年間過ごし、その間に尺八を携えて四国歩き遍路を3巡しました。
当時は四国遍路が真盛りのブームで、室戸付近を車で走れば少なくとも10人以上の歩き遍路を見かけたものです。
しかし今は、遍路の数が少なくなり、歩き遍路も日本人よりも外人の方が多いと聞きました。
20年ぶりにゴロゴロ海岸を通った時、初めて二人の遍路が歩いるのを見かけ、車で行き過ぎた時にチラッと見ると外人夫婦で、うわさ通りでした。
昔はゴロゴロ海岸付近では何人も遍路が歩いていたのだがなぁ。
高知県の木造校舎「長者野小学校」は、室戸市吉良川町の川を遡った山奥に有り、さすがに室戸に住んでいてもこんな山奥までは来た事がありません。
林道のような山道を行くと、小屋に「長者野」と書いてあり目的地に着いたのがわかり、書いてなかったらわからんかったと思う。
小屋横の細い道を行くと校門が有り、チッコイ小屋が見えたので、それが校舎跡かと思ったのですが、どうもそのようでは無い。
校門付近に有る木造の小屋が校舎かと思って中を拝見したが、学校だったようには思えない。
グランドだったと思われる草生した広場をみるとコンクリ製の階段が有り、そこにポツンと古いラジオが置いてありました。
何でこんな所にラジオが置いてあるんじゃ?と思って階段を上がってみると、そこに建物の基礎が有り、初めて校舎が解体・撤去されたのだとわかり、あちゃあぁ~遅かった。
これを書いてる時にネットで「長者野小学校」を検索して見ると、以前からかなり校舎が荒れて半壊状態であり、講堂の壇上にラジオが置いてあった写真が有りました。
きっと校舎を解体する時に、だれかが持ち出して階段に置いて忘れたのでしょう。
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