HOME > 「全国の木造校舎・廃校」 > 京都府「目次」 > 京都－０９ 黒田小学校／芹生分校
所在地 京都府京都市右京区経北芹生町
撮影日 ２０１７／１１／１９
京都府の黒田小学校・芹生分校を探しに行くと、ドエレエやの中に「芹生」集落が有り、川沿いを遡って行くと鳥居が有りました。
下調べの時に「芹生分校」は、神社敷地内に有ると調べていたもんだから、よっしゃあぁ・・神社が有ったでぇ・・と喜びましたが、校舎らしい建物が無く祠のような建物が有るだけ・・。
見渡しても境内敷地には何も無く・・あらあぁ・・取り壊されて更地になっちまったんだろうか。
敷地の杉林の付近も少し歩いて探しましたが、とても校舎が有ったような雰囲気ではありません。
敷地に看板があり「菅原伝授手習鑑」と書いた歌舞伎のポスターと説明文が貼ってあります。
うむぅ・・オッチャンは、小さい時から勉強もせず遊んでばかりいたから、歌舞伎なんて縁遠く、よぉ～知らないんだけどなぁ。
帰ってから調べてみると、菅原道真の失脚事件を元にした物語で、アラスジとしては、我が子の首を身代わりに差し出して主人の子を助けた・・という感じかな。
その屋敷跡(寺子屋)が、この地だったらしく、詳しくは「菅原伝授手習鑑」四段「寺子屋」または「ふるさと昔語り」を見てね。
歌舞伎マニアの人にすれば、訪れてみたい地だと思う。
どう見ても、ここには校舎が有ったとは思えないので、少し下りた「ロッヂ」に人が居たので聞いてみると、芹生分校は来た道の途中に有る柵の掛かった建物だと教えてくれました。
実は来る途中に、ひょっとしたら校舎では・・と思っていた建物なのですが、敷地内に寺風の建物が有り看板も無かったので、寺の敷地だと思い、もっと先に進んだのです。
橋を渡ると厳重な柵が有り、乗り越える事が出来ないので金網の隙間から写真を撮りました。
後で調べてみると、ここは「周山中学校」の芹生分校でもあったよおです。
あっ・・はい、敷地内には鳥居と神社が有りました・・見えにくかったけど・・
下調べの時に見つけた神社とは、この事だったのですねぇ。
ちなみに、この敷地に有る神社は「芹生八幡宮」で、さきほどの歌舞伎の神社は「天満宮」だそうです。
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