長野県の木造校舎「贄川小学校・冬季分校」へは、このまま原付バイクを走らせると学校到着は夕暮れになる可能性があり、今日の訪問はどうしょうかと迷いました。
しかし「桑崎冬季分校」を今日中にやっておくのと、やらないのとでは跡の計画が詰まって来るので、無理を承知で原付バイクを走らせました。
県道２５４号線から「桑崎冬季分校」へ向かう林道の分かれ道で６時少し前・・まだ明るい状態ですが、この先どれくらいの時間で分校に着くかわかりません。
ここでも迷ってしまう優柔不断・軟弱なアタイ・・・ええいぃぃ、行っちゃえ・・と林道へ入ると舗装されておらず轍跡が凹んで石が飛び出ているような林道でした。
綺麗な小川に沿った林道ですが道が悪く・・・ホンマにこの道で良いんじゃろなぁ・・間違って、どれだけ行っても分校が無かったら泣くでぇ。
林道を走ってる時に暗くなるのはマズイので、バイクを止めて「GPS」で位置確認すると道は合ってるよおなので、バイクが転ばないようにトロトロと林道を走ってると木々の間に建物が見え、良かったなぁ。
付近にネットで目標となる「サイロ」が見えたので、その分かれ道へ入ると草が茂った広場に「桑崎冬季分校」が静かに立っています。
離れて見るとそんなに荒れているよおでは無く、山に囲まれた落ち着いた分校という感じで絵になるなぁ。
校舎の前に小屋が有り、そこに大きな鐘が吊ってあり学校で使用していた物なのでしょうか・・それとも後年だれかが戯れに取り付けた物でしょうか。
窓ガラスが割れており、内部を拝見するとホコリを被ったグランドピアノが斜めになっています。
失礼ながらこんな山奥の冬季分校にグランドピアノが有るとは思わず、有ってもせいぜい普通のピアノかオルガンだと思ってました。
何人の生徒がイタのかわかりませんが、こんな大きなピアノを、ここまで運んで来るのもタイヘンだったでしょう・・というか、どこから入れたのじゃろう・・窓を外して入れたのかな。。
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