HOME > 全国の木造校舎「目次」 > 長野県「目次」 > 長野-23 妻籠小中学校
所在地 長野県木曽郡南木曽町吾妻
撮影日 2018/5/11
道の駅「木曽ならかわ」で野宿したが寒かったあぁ~ぁぁぁ・・・・。
長野県の山奥だから寒いのかと思ったが、全国的に季節外れの寒い日だったらしく、早朝「妻籠」へ向かって原付バイクを走らせていると、国道の温度表示がやはり1度だった。
「妻籠」宿場街へは、午前10時から「車両乗入禁止」になっていますが、時刻は8時半頃・・よっしゃあぁ・・と思って宿場街へバイクを乗り入れると、思った以上に人通りがありません。
観光地だから、もっと観光客が歩いてるのかと思ったが、ほとんど人通りが無いと言っても良いくらいでしたが、それでも外人の4・5人グループが歩いてました。
「妻籠」宿には、数十年前に一度来た事が有りますが、ほとんど覚えていなく、その時に買った鍋敷きの土産品も、今は捨てちゃって無くなりました。
「妻籠」宿場街の端から端までバイクで通ると、そんなに長い距離では無かったが宿場街の面影を残す努力はしているよおです。
「妻籠小学校」へ行くと大きな木造校舎が残っており、玄関の所で草をむしってる人が居たので「中を拝見できるか」と聞くと「案内所の許可が必要だ」と言います。
学校の真下にある観光案内所へ行き、若いアンチャンが居たので許可を求めると、アッサリ「ダメです」・・・あらあぁぁ・・
ガッカリしながら急坂を上がって学校へ戻り、ダメだったと伝えて校舎の外観の写真を撮りました。





校舎正面の建物だけかと思ってましたが、グランド方向へ移動してみると体育館と二棟の木造校舎になっており、渡り廊下で繋がっていました。

グランドの片隅に倉庫のような建物が有り行ってみると、入口に「音楽室」という小さい看板が掛かっており、へえぇぇ・・音楽室だけ離れて建ってるのも珍しいなぁ・・しかも、渡り廊下無しなので雨の時なんかは、タイヘンだろなぁ。
バイクを置いた所へ戻る途中、先程の草むしりのオッチャンが校舎二階の窓を開けていたので、もう一度入れてもらえないかと頼んだが「(案内所で)ダメと言われたのなら、ダメだ。」と言います。
ううむうぅぅ・・なんちゅうぅガンコなのだろう、σ(*_*)ならばコソオッ~と入れてやるのだがなぁ。
こおなったら仕方がない、空いてる窓からカメラを差し込んで取れる範囲の内部写真を勝手に撮っちゃえ・・と、バシャバシャと廊下を撮りました・・ワハハハ・・すまん。



先ほどの正面玄関の所へ戻ると、草むしりのオッチャンと、もう一人の人が居て、オッチャンがその人にσ(*_*)の事を話したらしく声を掛けて来ました。
「バイクを見ると遠くから来たよおで、せっかく来のに中を見れないのは気の毒だ。
ここだけの話として校舎内へ入れてあげても良いが、その代わり絶対に内部写真等を公表しないで欲しい。
でないと、自分達が案内所の許可も得ずに勝手に校舎内を見せた事になり、バレた時に責任を問われる。」
「ううむうぅぅ・・弱ったなぁ・・・私はホームページに木造校舎の写真を公開するために旅行しており、内部写真を公表出来ないとなれば、せっかく来た効果が半滅してしまう。
実は先程、窓が開いてた所から内部写真を撮ったが、それは自分が勝手にカメラを差し込んで撮ったと記載するので、それだけはお目こぼしをお願いしたい。」
まぁ、それ位ならば・・と苦笑いをして了解してくれ、学校の説明をしてくれました。
真ん中の鉄筋コククリートの「正面玄関」建物を境に、左側が小学校で右側建物が中学校だと教えてくれ、ネットやパンフレット等では、この学校は「妻籠小学校」となっていましたが、中学校も併設されてたよおで初めて知りました。
町としては校舎維持に金がかかるので両方取り壊したいよおだが、中学校の建物は文化庁指定になっており残すが、小学校の建物は近々取り壊すらしい。
話をしていて、校舎全体写真を撮るのを忘れちまいました・・すまん。









「妻籠小中学校」の正面玄関前でトッツアンの説明を聞いて、だいぶ親しく話ができた頃、トッツアンが言います。
「もう一度、案内所へ行って許可をもらって来なさい。
今度は、ちょうど学校の空気を入れ替えるための係員が居るので、その間だけでも見学させてもらえないかと聞いてみなさい。
自分達は10時まで、ここに居るが、それでダメならばアキラメてくれ。」

遠くから来たσ(*_*)のために、トッツアン達が自分達で出来る精一杯の可能性をアドバイスしてくれました。
そおだわなぁ・・先程は係員が居た事を言わなかったので「ダメ」と言われたのかもしれない・・と思いながら再度、坂道を下りて案内所へ行きました。
中に入ると白髪の年配の人が外人相手に英語で説明をしており、それが終わるのを待って主旨を言うと、アッサリ了解してくれ、先程のアレは何じゃ?という感じです。
念のためホームページに内部写真も載せる予定だと言い、これも了解してくれ、戻ってトッツアン達に了解を貰ったと伝えました。
トッツアンに聞いてみると、校舎の空気入れ替えに毎週一度だけ来ており、今回はうまくその作業時間と合ったので運良く見学できたよおで、もしも日・時間が違ってトッツアン達と会って話をしなかったら見学する機会は無かったでしょう。
了解を貰ったのならば・・と、トッツアンは先頭になって校舎内を隅々まで案内してくれ、生徒作品が残っていないかと聞くと、一室へ連れて行かれました。
部屋の黒板に書いてある名前を示し「ここに書いてある名前は、中学校最後の卒業生達の寄せ書きだと思われるが、年号が書いてないので、いつの物か不確かである」と教えてくれました。
おぉぉ・・さすがトッツアン、よく知っていなさる・・この黒板の事は、ネットでも記載されてのを見た事がないので、おそらく世間には知られていない隠れた逸話だと思う。
















サラッと校舎内を全部を案内した後、自由に写真を撮ってくれ・・と言ってトッツアン達は教室の掃除をし始めました。
校舎内全体を拝見してみると、中学校の箇所は近くに山を背負っているためか、廊下・教室ともに暗く感じられ、その代わり小学校の箇所は遮る物が無いためか全体的に明るく感じました。
妻籠小中学校の木造校舎見学は、ホントに運が良かった。





←前頁へ「22 桑崎冬季分校」 「24」は「23」へマトメました 次頁へ「25 大平小学校」→