長崎県南島原市にある木造校舎「山口小学校」は、先程行った「津波見小学校」とよく似ており、高台になった石垣の上に校舎が立っているのは、この附近の風習でしょうか。
グランド駐車場に車を止めると、ちょうどこの学校の管理している人が居て、校舎内を拝見させて欲しいと言うと、「どうぞ、どうぞ・・」と、どちらかというと喜んでくれてるよおです。
聞いてみると「赤い屋根ふるさと交流館」として廃校利用を促進しているそおで、廊下も教室でも好きなだけ自由に見てくれ・・という感じでした。
教室の壁一面に今までの卒業生写真が貼ってあり、こおいう風に歴代の卒業生写真が飾ってあるのを見たのは、今までに富山県の赤毛小学校だけでした。
二つだけの椅子を並べた教室と、３０人が在籍していた時の机椅子が置いた教室があり、その雰囲気を比較するために別々の教室に机等を置いてみたそうです。
二名だけの教室は、廃校になった年の卒業生数で、きっと黒板に描いてあるシャボン玉の絵は卒業生への「はなむけ」でしょう。
管理が行き届いているためか、卒業生作品が結構残ってました。
廃校になり「ありがとう さようなら」と書いた最後の生徒作品は、在校生１１名、うち卒業生2名、そして「ウサギのクーちゃん」が居たよおです。
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