HOME > 全国の木造校舎「目次」 > 長崎県「目次」 > 長崎-16 木指小学校・小田山分校
所在地 長崎県雲仙市小浜町南木指
撮影日 2018/6/6
長崎県・島原半島の雲仙近くにある「小田山分校」へ行きました。
山中をトロトロ走り、カーナビが「ここだよ」と教えてくれた付近に「小田山公民館」と書いた木切れがガードレールに縛り付けてあり、下への細い道を示しています。
車で行くとUターン出来ないかもしれないので、その付近に車を置いて歩いて道を下りました。
道脇の草が刈ってあるので、校舎もキレイに整備されてるかもしれないと思いながら行くと西洋風の建物。
あらら・・人の家かな・・と思ったが、階段等に壁画があり学校だとわかり、それにしてもハイカラな西洋風建物・・まさにペンションにしたら泊り客が来そうな校舎です。
明治時代の校舎ならば、このような西洋館風の建物にしたのだろうが、拝見すると外壁も新しく最近建築されたような感じで、ホンマに学校だったのかな・・と疑ってしまう。
玄関の青い新聞受けには「小田山分校」と書いてあるしぃ・・「創立百周年記念」石碑も立ってます。
校舎脇に車が一台止まっていたので人が居ると思い、玄関に入って声をかけるとオバハンが出て来たので、内部を見せてくれと言うと快く了解してくれました。
「音楽室」と書いてある広い部屋にオバハン達が数人集まっており、趣味の会合だと言います。
あまりにも新しい廊下・教室内だったので、ホンマにこの校舎が学校だったのか・・・廃校になった後で公民館として、このように立て直したものでないか・・と、どうしても疑ってしまいます。
しかし、部屋には黒板・理科教材が残っており、板に描いた生徒作品も多数展示され、「分校100才おめでとう」の生徒作品には、現在の建物らしき物とニワトリまで描いてあります。
それにしても、このような生徒作品は当時の学校雰囲気や先生・生徒数等が良くわかりますねぇ。
昭和63年に「新校舎落成記念」式典を実施しているので、その時に今の西洋ペンション風校舎になったのかもしれません・・・・違うかなぁ、だれか知ってたら教えてね。
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