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大鹿小学校 / 平丸小学校 / 寸分道分校
所在地 新潟県妙高市大鹿 (大鹿小学校)
〃 平丸 (平丸小学校)
〃 寸分道 (平丸小学校・寸分道分校)
撮 影 2013.6.1
新潟県妙高市にある廃校「大鹿小学校」をネットで下調べした時には「現役木造校舎で、学校から妙高が見える」と書いてあったので楽しみに行きました。
「大鹿」集落付近で学校の位置を尋ねると教えてくれましたが「何も残ってないよ。有るのは二宮さんの像だけだ。」
あれ?・・もう取り壊されちゃったの?・・まだ現役だと思っていたのにぃ。
とりあえず行ってみるとホンマに何も無く、入口校門に二宮さんの像と廃校記念碑がポツンと・・・
広いグランドの奥に有る幅広の石階段を上がった高台に、校舎が有ったのでしょう。
高台に上がってみると、確かに残雪が残る「妙高」が見えました。
碑が有り 「むかしこの柳の下に池ありき その池で子ら足を洗い運動場に入る
運動場の上は教室だった 柳はみんな知っている」
と書いてあり、この石碑近くには最近作ったらしい池は有ったが、柳の木がどこに有るのかわからんかった。
「平丸小学校・寸分道分校」へ行く途中に、「白岩清水」の看板が有り、車を停めて寄ってみました。
清水が出ている所に、なぜか乙女の裸婦像が恥かしげもないポーズを取っているのが見えて車を停めたのが主な原因だったが・・・これは内緒の話、秘密アルネ・・・(^O^)
云われが書いてあり「平家一族と共に逃れ来た「サチ」という姫さんが熱病にかかり、この白岩清水の水で冷やして治ったそうな。 で・・近郷?の若殿様と恋仲になっちゃたんだが、武田勢との合戦で戦死したので、白岩清水の水を毎日仏前に死ぬまで供えたそうな。」というのがアラスジです。
平家一族の名前や「天文十年」という年号も記載されているので、この伝説には、それに類する何らかの出来事がホントに有ったのでしょうね。
水量は多くて冷たかった・・さすが姫様の熱病も、この水で治ったかもしれん。
「白岩清水」より少し先を行くと、近代的な学校跡「平丸小学校」があり、ついでに寄ってみました。
「平丸小学校・寸分道分校」は、県道412号から山越えをして「寸分道」集落へ行きましたが、ホンマにこの道で良いのか?と思うほどの細い山道でした。
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