佐渡・七浦海岸は、海上に岩が点在しており夕日がキレイな場所です。
「大高小学校」は、そのような海岸際に有り、夏の波が穏やかな時は良いですが、冬の荒れた日には日本海からの波しぶきがかかり、車がすぐに錆びるでしょうなぁ。
門柱は有りますが、木造校舎の建物はチッコイので、とても学校だっとは思えませんが、昔は撮影した校舎に向かって左側にも大きな校舎が有ったそうです。
校舎側には、珍しくも二宮金次郎さんが立っており、しかも階段付で・・・
今は企業になっており、ダメ元で室内に居るオバハンに案内を乞い、写真撮影の許可をもらい、厚かましくも、できれば室内も・・とお願いすると「汚いですよ」と言いながらも入れてくれました。
室内は、金属部品等がゴッテリ箱詰めされており、確かにあんまりキレイでは無く、昔の面影は見当たりません。
それでも「生徒作品とか、何か残ってないですか？」と、これまたダメ元で聞いてみると「そこの壁に架かっている絵が、そおらしいよ」と教えてくれました。
指さす箇所を見て見れば、金網に入った鶏が三羽描いてあり、良く残っていたと思う。
「佐渡の学校」より抜粋
学校の名前は、その地区の名前が付くのが多いが、この「大高小学校」は、「大浦」集落の「大」と「高瀬」集落の「高」が由来だそうです。
「猫岩」近くに学校が有り、職員室だった部屋は企業の事務室として使用されている。
統廃合される最後の年は、６０人ほどの生徒がおり、職員数は１０人あまりでした。
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