HOME > 全国の木造校舎 > 和歌山県「目次」 > 和歌山-26 太田中学校
所 在 地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字南大居
撮影年月日 2018/11/21
和歌山県の廃校「太田中学校」へ行ってみると、広いグランドを持った平屋建ての木造校舎です。
正面玄関には「営業中」の赤旗と「生産者直売所」の旗が立っていたので、玄関で中に向かって案内を乞い、出て来た同年配のトッツアンに「校舎内を見せて欲しい」と言うと、あっさり了解して案内してくれました。
聞く所によると、ここは「太田の郷」として営業しており、時間が過ぎたので京はもうやっていないが、バイキング形式の食事が出来るそうで、営業日と時間が決まってるらしい。
そおいう意味では偶然にも人が居る時に学校を訪問して、校舎内を見学出来たのはラッキーだった。
正面玄関の有る棟の校舎が「太田中学校」で「太田の郷」として利用しており、渡り廊下を経て後ろの校舎が「太田実業学校」だと説明してくれました。
「太田実業学校の碑が有っただろ」と聞かれたが、「写真を撮るのに忙しく、まだ見ていない」と言うと鍵を開けながら「今は物置になっているよ」と言いながら学校の説明をしてくれました。
それによると大正時代に農業・裁縫等を教える学校として開校されたが終戦後、戦時中に教えていた学校という事で廃校になり、同じ校舎を使うのは占領軍に差しさわりがあるので、前の方に校舎を建てて「太田中学校」になったらしい。
聞いてみるもんですねぇ・・・碑だけみていたらその歴史・逸話がわからず、フウゥ~ン・・で見終わってたと思う。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、「チャンネル登録」をクリックしていただければ、泣いて喜びます
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