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巡礼日 2017/5 /3 掲載日 2017/7/3
出雲33観音霊場の「鰐淵寺」から帰ろうとしたら、越後屋が「せっかく来たのだから、浮浪滝まで10分位なので行く。あんた行きたくなければ待ってろ。」と珍しく積極的な事を言います。
ホントは疲れるので帰りたかったのだが、越後屋だけ浮浪滝を身でσ(*_*)が見ないのもオモロないので行く事にした。
「鰐淵寺」沿いに行くと「浮浪滝」入口があり、休憩所がありました。
ホントは当初の計画では、「遥塔」より「中国自然歩道」を歩いて鰐淵寺へ来る予定でしたが、コンジョ無しのためヤンピしたのです。
「中国自然歩道」を歩いていたならば、この休憩所に着いてたと思う。
休憩所付近に川が流れており、川の中には石が並んでるので、そこを飛びながら行くようになってます。
そこを渡ると長い石段が・・ゲッ!!・・昔の人はこの石段を作るのもタイヘンだったろおなぁ。
階段を上がった付近に、西洋風な建物というか納骨堂のような物があり「山王七佛堂」と書いてあったが、信心が足りんので、わざわざ見に行かなかった
「山王七佛堂」の横を通ると山道になっており、道筋はハッキリしています。
山道を行くと建物の屋根が見えたので、堂かと思ったら休憩所でしたが、すぐ近くを行くと「蔵王堂」が見えました。
で・・浮浪滝は?・・と思って良く見ると、「蔵王堂」の崖上から糸筋のような水が滴り落ちており・・ホンマに雨漏りでもしてるような水量で全く滝のようには見えず、これが十分な水量が有り、大瀑布となって水が落ちていたら見応えが有っただろなぁ。
それでも蔵王堂へ行ってみようと思いましたが、水分を含んだ岩肌で滑りやすく、しかもオマケにツッカケを履いているので、ますます滑りやすかった。
越後屋が「あれは拝殿では無く、行く所でない」と言うので、そおかもしれん・・と思って引き返したら滑って転んじゃった。
しかも、あぁたぁ・・ちょうど中年夫婦が来て、ミットモナく転んだ所をシッカリと見られちまったでねぇか。
しかし中年夫婦のダンナが、σ(*_*)の転んだのを見たにもかかわらず、同じように上ろうとしており、ガンバッたが、やはりσ(*_*)と同じ位置付近で断念して引き返して来ました。
そおじゃろなぁ・・ダンナが上がるのに成功しちまったら、失敗したσ(*_*)の立場が無いもんなぁ・・・ワハハハハ。
中年夫婦の話す声が、浮浪滝の岩に反射して響いてるので、尺八の音も響くかもしれないと思い、その時までは尺八を吹く気は無かったのですが、久々に滝に向かって尺八を吹く気になりました。
そしたら中年夫婦がサッサッと帰れば良いのに、こんな時に限ってモタモタしており、イライラしながら居なくなるのを待ちました。
やっと中年夫婦が帰ったので、尺八を取り出し「手向」を吹き、もう少し前に出れば、もっと音が響くかもしれないと思い、今度は「三谷」を吹いてみました。
後で越後屋に聞くと、いつもはケチ付けるのに「珍しく良い出来で、のびのびと吹いてる感じがした。」と誉め、たぶん岩の反響音が有り、尺八音がエコーがかかったように良く聞こえたのだと思う。
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