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巡礼日 2017/4/30 掲載日2017/8/18
「出雲33観音霊場」を巡る下調べの時に、「海潮のカツラ」と名所の印で地図に載っていたので、どんな珍しい所なのかと寄ってみました。
旧道を行くと「日原神社」が有り、神社自体はそれほど大きくもなく、普通の村社という感じですが、もんのすごく歴史が有るよおです。
まず目に付くのが「産湯の池」で四角で囲った池というか井戸のようなのが有ります。
こおいう場合、たいていは水が無かったり枯葉が溜まっているのですが、ちゃんと水が溜まっており、それほど汚れている水でないように思う。
云われとしては、大国主神の子孫神が産湯に使った池だそうな。
「海潮のカツラ(写真ではカエデとなってますが間違えました)」は、主幹は朽ちたが支幹が張り出しており注連縄が張ってあります。
「日原神社」本殿・境内には「鏡の岩」があり、「石英岩で天候具合によっては周囲を鏡の如く映す」となっているが、ううむうぅぅ・・失礼ながら、鏡が曇っていてとても周囲を映すように思えない。
「日原神社」より少し行くと、山麓に出雲33観音霊場の15番札所「弘安寺」が有ります。
境内で住職が草取りしていたので、「出雲霊場には竹に納札を巻いて納めてあるが、どおいう意味が有るのか」と尋ねたが、やっぱり「打ち止め」とか「満願」で置いていくそうで、けっこう出雲33観音霊場を巡っている人が多いらしい。
そおだろなぁ・・竹杖も各札所に10~20本程度置いてあるから、「打ち止め」毎に置いて行くならば、それなりの人数が巡っていると思う。
「弘安寺」観音堂内に入れたので尺八参拝すると、就職が戸の外で聞いており、参拝後の内部写真を撮り終わるまで待って、話しかけてきました。
奉納額を見ると、何となく源平の戦いを描いてあるようだが、源平に関わりの有る寺なのでしょぅか。
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