HOME > 遍路・巡礼 > 「出雲33観音霊場」地図と目次 > 21 星上山
巡礼日 2017/5/1 掲載日2017/8/26
星上山には当初は麓から参道を歩いて上る予定でしたが、疲れているのと麓に着いたのが6時頃なので車で行きました。
「星上山スターパーク」にバンガローを予約しており、管理棟で受付をして聞いてみるとGWは一杯だったが、今日はσ(*_*)らを含めて二組だけのよおです。
「一番良い所のバンガローだよ」と言われて行ってみると、確かに駐車場のすぐ近くだった。
バンガローに入り電気のスイッチを入れても点かなく、スイッチを見ると大元の配電盤のスイッチが落としてあった。
σ(*_*)は元電気関係の技術者だったから、直ぐにわかったけれど、電気がよぉ~わからん人はウロたえたただろなぁ・・と思ってたら、そのうち管理棟の人が来て「電気の事を言い忘れた」と言いに来ました。
シャワーを浴びようとしたら、水は出ますが温水にならず、服を着直して管理棟まで聞きに行くと、後でインターホンで知らせると言います。
え?・・・そんなハイカラな物が有ったの?・・と思って、インターホンの設置場所を聞くと、音が鳴るからわかるだろおというので戻りました。
やがてインターホンが鳴り、浴室入り口にスイッチが有るとの事で入れてみると温水が出たが、これは元電気技術者でも、わからんかったなぁ。
夜は宍道湖付近の町の光が見えましたが、「スターパーク」と名が有るのに星空は残念ながら曇り空だったので見れませんでした。
このように、あんな・こんなが有りましたが「星上山スターパーク」管理人は親切でした。
翌朝、出雲33観音霊場の17番札所「星上寺付近まで車で行ける」と聞いてたので行ってみと、星上寺の境内が広場になっておりそこら付近に駐車しました。
17番「星上寺」扉が開くかな・・と思ったら開き、尺八参拝をすると慣れて来たのか、堂内構造で反響したのか音の響きも良かった。
せっかくなので星上山の展望台へ行くと、途中に「那富之夜神社」が有り、さすが出雲・・神社名からして聞き慣れない。
さぞかし珍しい物が有るだろおと期待して階段を上がったが普通の神社でした。
その先の展望台へ行きましたが、「星上山スターパーク」から見る展望の方が良かったように思う。
「星の池」が100m先と書いて有ったので行ってみたが、どうみても100m以上歩いたのに、それらしい池が無い。
やっと山道の際に人工的に作ったと思われる水溜があったが、まさかこれが「星の池」ではないだろなぁ。
ふと見ると、その水溜りの山斜面上に石仏が柵で囲ってあり、何かカワイソーな云われが有る重要な石仏かと思って、道も無いのに山斜面をわざわざ上がってみましたが、ううむうぅぅ・・それほど涙を流して感動するほどの石仏でもないなぁ・・すみません。
もっとその先かと思って山道を少し行きましたが、あきらめて引き返しました。
で・・後でネットで調べてみると、この水溜りのようなのが「星の池」だったよおです。
それならば看板の一つでも立ててくれれば、良いのにぃ・・・、ネットで見ると、σ(*_*)と同じようにこの水溜りを見つけながらも、まさかこれが「星の池」だと思わなかった人も居ました。
なんせ「星の池」の伝説では、「星上山は夜になると霊火が出る事があり、星上の池に夜空の星が写り、その反射による空中での明るさを日本海航海者の目標になった」となっています。
そりゃあぁ・・普通ならば大きい池だと思いますわなぁ、なんせ日本海からも目印になる位だから・・
で・・「星の池」発見伝説によれば、「水面に十一面観音の御影がうつり、岩壁の上にお立ちになっていた」となっているので、たぶん山斜面に柵をして囲ってあった石仏付近に十一面観音が立っていたのでしょう。
位置的にも観音さんが立っていたら「星の池」に写るかも・・という場所であり、それも知らずに、たいへん失礼な数々を・・ナモナモナモ・・・なんせ不信人なモンですので・・ナモナモナモ・・・
以下、広告です。