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 顕鏡寺と尺八、「津久井33観音霊場」紀行文  巡礼日 2014.11.14   掲載日 2015. 4.27


「顕鏡寺」と「道志岩窟」/津久井33観音霊場記

「顕鏡寺」駐車場より参道

 「津久井33観音霊場」を巡る初日、「相模湖町」へ来てみると山の中だとは思っていたが、想像以上に道がアップ・ダウンしており、こりゃあぁ~・・明日からの自転車巡礼はキツイなぁ。顕鏡寺へ、「津久井33観音霊場」紀行文

 14番札所「顕鏡寺」駐車場へは車で来ましたが、そこへ来るまでも急坂で、ここへ自転車で来なくて良かった。

 ネットに書いてあったように病院の側に駐車場が有り、出発準備をしていると登山客が下りて来たので、挨拶して14番「顕鏡寺」までの時間を聞くと、約30分位と言い往復1時間かぁ。

 ついでに登山口を聞くと、駐車場と病院の間に有る道で、行ってみると「顕鏡寺」への看板が有り登山口もわかりやすい。

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 橋が壊れたらしく直しているのを挨拶しながら通り、石畳の道を上がり、それが続いてるのかと思ったら、やがて山道になりました。

 「顕鏡寺」へ上るのは「キツイ」と聞いてたが、σ(*_*)らにしてみれば汗はかいたけれど、それほどでも無く普通の山道でした。

 途中に岩の説明が所々あります。

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 「滝不動」という看板が有り、水は流れてなく、たぶん滝だったろうと思われる所に岩の隙間が有り、こおいう所には何かオモロイモンが有るかもしれん・・と思って覗いてみたら石仏が一つポツンと置いてあります。

 「駒立岩」という大きい岩が有り、岩上には馬の蹄跡が有ると看板に書いてあったが、ホンマか?と思い確かめたかったが、時間が無いので上がらなかった。

14番「顕鏡寺」

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 階段を上がると「顕鏡寺」寺への車道が有り、麓の駐車場から15分ほどで津久井33観音霊場の14番札所「顕鏡寺」境内に着きました。
            
 「蛇木杉」の看板が有り、蛇の形しているのかと探したが、よぉ~わからん。顕鏡寺より相模湖町の展望、「津久井33観音霊場」紀行文

 山門へ行く途中に、蛇のように杉の根がウネウネと横たわっており、これかな? なるほどねぇ。
            
 「顕鏡寺」境内からは、明日から巡る相模湖町がバア~ァンと見渡せます。

 「顕鏡寺」本堂の戸が開くかな・・と思ったが、ぴっちり閉まってた。

道志岩窟

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 参拝を終え、「顕鏡寺」境内の山側にプロックで囲んだ小屋のような物があり、浅い洞窟で「道志岩窟」ですが、ブロックで保護しているのが、ちと情緒に欠ける。顕鏡寺・境内、「津久井33観音霊場」紀行文

 ここで参拝した方が良かったかもしれんが、もう一度、尺八を出すのが面倒なので吹かなかった。

 「道志岩窟」内に入ってみると「霊水?」らしいのが有り、内部を撮影したときにフラッシュの光でわかったから良いが、知らないでウロついてたら、その水溜まりに落ちてたかもしれん。顕鏡寺・蓮華岩、「津久井33観音霊場」紀行文

 この「道志岩窟」の云われを調べて見ると、平安時代にエライ人と姫さんが駆け落ちして、ここで住んだという、カワイソーな伝説が有りました。

 少し離れた所には、今は見捨てられたような古い堂が有り、そちらの方に千社札が一杯貼ってあり、こっちの方が札所だったのだろか?

 合格しますように・・という古い絵馬もたくさん掛かってます。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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