HOME > 遍路・巡礼 > 「会津33観音霊場」地図と目次 > 2 御本社
H20.12.20 UP
途中の湿気った場所に「よろこびの道祖神」が有ります。
今までの道祖神の横にも、ちっこい石造りの箱が有るのは知ってましたが、たぶん賽銭入れだろおと思ってたのです。
箱をのぞいてみると、どうもスタンプ入れの箱だったらしく、中を見るとスタンプが劣化してボロボロになっとります。
あらあぁ〜・・・どうせスタンプを設置するならば雨風が当たらない造りにして、熊野古道・伊勢路のように目の高さ付近にスタンプ箱を設置すれば良かったのになぁ。
今まで全部、地面近くに有り、スタンプ台だとは気が付かず、σ(*_*)のように賽銭箱と勘違いする人も多いと思う
そいで、もっとスタンプが有る事を宣伝すれば、それを楽しみに登って来る人もいるだろうにぃ・・・関係者の人、検討してみてくんなせぇ。
この「よろこびの道祖神」から御本社はすぐ近くに有り、階段下にある手洗場所には、岩から清水が流れており、飲んでみると冷たく、いかにも山の清水という感じがしました。
大山祇神社・御本社は信仰を集めている神社だから、かなり大きい神社かと想像してましたが思ったより小さく、失礼ながら普通のそこらの神社とあんまり変わりまへんでした。
しかし、それでもこれが地元・近郊の人達には、もんのすごい信仰対象になっとるようで、後で知ったのですが「一生に一度の願いを3年続けて参拝すれば、どんな内緒の願いでも、一つだけ叶えてくれる」らしい・・・
一生に一度だけの願い・・・それも一つだけ・・
あんまりにも、願いや希望がバケツで汲み出しても足りないほど有り過ぎ、思い通りにならない住みにくい世の中・・・選ぶのに目移りしちまいますなぁ。(^O^)・・皆の衆ならば、何を願われましょうや。
σ(*_*)は、いつも通り何も願わなかったのですが、知ってたら何を願っただろおか?
たぶん知っていても、いつもと同じように何も願わず参拝したと思う。
境内に石が有り、側に石碑が建っていましたが、何か云われの有る石なんじゃろおか?、付近には「御本社」の奉納額に有った「剣」のようなモノも奉納して有ります。
このような「剣」を奉納するのは、あんまり見た事がなく、おまけに何でか知らんが亀の甲羅まで奉納してあった。(^O^)
後日、車で「会津ころり観音」巡りしてる人が「大山祇神社の遥拝殿へは行ったが、御本社まで行かなかった」と言ったので、σ(*_*)があっさりと「御本社まで歩いて行きましたでぇ」と言ったら、「はらあぁ〜・・あんな遠い所まで・・」と尊敬の目で見られました。(^O^)
まぁσ(*_*)らのように遍路・巡礼して歩き慣れてる者にとっては、片道4km程度の道は大した距離では無いのですが、車生活に慣れ過ぎて歩いてない人には、ドエレエ大変な事のように思ったんでしょうなぁ。
大山祇神社・御本社で尺八を一曲吹いてると、小さい蚊のような物に刺されたので、二曲目は本殿の階段に座って境内に向かって吹きました。
時間的に余裕が有れば、もっと尺八を吹いていたい雰囲気の所でしたが、あんまり遅いと夕暮れになるので、しばらく休んで帰りました。
御本社の前に家が一軒だけ有り「お休み処」と書いてありますが、店を開いてるようでもなく、だれか住んでるようで軽トラが停まっており、ここの御本社を守ってる人なのじゃろか?
来た道を戻って帰り道を歩いてる途中、この軽トラが2往復ほどしてましたが、その都度、運転席のカアチャンと助手席の中学生らしい娘さんが頭を下げていきます。
なんで頭を下げられたのかわからんが、こんな所まで歩いて来る人だから信心深い人と思われたのか・・車が来たのでσ(*_*)らが道端に避けたからなのか・・・
どうせなら頭を下げてくれるのならば、荷台にでも載せてくれ方が、うれしいなぁ・・と正直思った。(^O^)
しかし、この人里離れた林道の突き当たりで、たった一件で住んでるのもタイヘンでっしゃろなぁ、電気は来ているようだったが・・
以下、広告です。