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巡礼日 2013.8.21 掲載日 2014.3.15
富山県・立山連峰の麓に「尖山(とんがりやま)」という山があり、「日本100名山」にも載ってないような低い山で、富山県内に住んでいても地元以外の人は、そんなチッコイ山なんか知らんでぇ・・と言う人が大部分でしょう。
そんな知られてない山ですが、実はこの山は日本のピラミッドであるとか・・・数日前に行った「御皇城山」と共に竹内文書に関する何とか・かんとか・・UFOが表れるとか・・とか・とか・・・で、そのスジに興味が有る人達にとっては、もんのすごい重要な山らしい。
はい・・σ(*_*)も野次馬コンジョが他人の2倍・・いや5倍ほど有る人間なので、そおいう怪しい所へは喜んで行きます。
県道から尖山を見ると、遠くからも鋭角に尖った三角形の山が見え、木が生えてなく全体が石だったら、ホンマにエジブトのピラミッドそっくりの形ですねぇ(行った事はないけれど)。
「横江」集落に「尖山登山口」の看板が有り、集落内を通り、けっこう荒れてる道を行きました。
Y字路の青い看板に「あと2km」の表示があり、山での登りは1km程度と思い楽勝ムードで林道を行き、行き止まりになった所が広くなっており車が置けます。
そこからは歩きの登山道で、入口にハウス状の記帳箱が設置されてました。
この程度の山でも登山ノートが必要なほどキビシイ山なの?と思い、ノートをチラッと見たが、あんまり大したことが書いてなく、小さい子供も上ってるようです。
ノートを見てると車が来て、車から下りてきたアンチャンが「Y字路のどの道を通って来たか?」聞き、話してみると同じ道を来たようで、「尖山」の記事を書くのに車で来れるか確かめに来たようです。
「林道の道が悪くヒヤッ・・!!とした」と言い、σ(*_*)もバイクで転びそうな所が有りました。
アンチャンも尖山に上るのかと思ったら、そのまま帰って行きました。
登山口から少し歩くと山際から清水が出ており、ネットで下調べした時に、この水の成分のためか腹がユルム事が有るらしいと書いてあったので、帰りの時に飲む事にした。
1km程度だと思ったが、どうもそれ以上あるように思い、先ほどのアンチャンからは「30分位で行けると地元の人が言ってた」と聞いてたので、歩いてみると実際にそれほどの時間でした。
けっこうキツイですなぁ・・汗がダクダク・・階段が見え、ここからもう少しとネットに出ていたが、この階段もけっこう長い距離があり、最後の階段の所には鎖まで垂らしてあった。
尖山頂上は30畳ほどの広さで、石がゴロゴロしてます。
そのゴロゴロが「ストンサークルだ」という説も有るらしいが、思ったほど規則正しく配列されてないように思い、どちらかと言うと自然に転がってる感じです。
頂上はゴロゴロの他はベンチと看板しかなく、360度パノラマ展望で周囲を見渡せます。
が・・残念ながら雲がかかっており立山連峰が見えず、また下界も霞がかかっていて、あまり良く見えません。
展望は利いて、それはそれで良いのですが、そのぶん遮る物がなく、暑いのに日陰が全くありまへん。
中心付近の一番大きい石に「危険につき ここに石を積まないこと」と白ペンキで書いてありましたが、何でかな?・・・避雷針の役目でもして雷でも落ちるのだろおか?
この付近に磁石を持って来ると、針が違う方向を指すらしい。
だれも居ないので汗ビッショリになったシャツを脱ぎ、その大きな石に広げて少しでも乾くように干しておきました。(一番上の写真)が、「竹内文書」によると聖域らしいので、バチが当たるかなぁ?
そしたら、あぁたぁ・・・やっぱり汗臭いシャツを石に乗せて干したもんだから祟りが有りました。
その夜から翌日一日はドシャブリの雨が降り続き、富山県内に大雨・洪水警報が出て、一日中、健康ランドで休む事になっちゃったのです。
すんまへん・・・きっと尖山の神様が怒ったんでしょう、σ(*_*)が、みぃ~んな悪いのです・・どうぞ好きなだけ、ブッてください。(/_;)
少し休んでから干しておいた生乾きのシャツを着て、チョイノリを置いてる登山口まで下山してモクを吸っていると、軽トラが来てアンチャンが下りて来ました。
その趣味以外の人以外は、あんまり知られていない尖山だから、そんなに人が来ないと思ってましたが、何だかんだと、よぉ~人が来る山ですねぇ。
話してみると岐阜県・高山から来たそうで「位山(岐阜県)にも上って来たが、カブレル者がいる。」と言います。
山に入って漆にでもカブレた人の事かと思って聞き直すと、「竹内文書」信者で頭がオカシイほどに信じきってる者の事を言ってるらしい。
ちなみに「位山」も「竹内文書」絡みで有名な場所であり、今度機会があったら行ってみよう。
アンチャンは信者ではなく、σ(*_*)みたいな野次馬趣味の人のよおで、こおやって見ると尖山は野次馬の人達がよぉ~来るよおです。
ここもそのうち野次馬の「馬市」がたち、屋台も出るんじゃないだろか。(^O^)
「竹内文書」に出て来る位山・尖山・御皇城山の三山がそろえば、もうその道のツウの人達の仲間入りでしょう。
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